太栄志 (立憲民主党)

2025年5月9日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 181 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 318 発言)

太栄志でございます。大臣、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

まず、先月、大臣はニューヨークを訪問されました。NPTの再検討会議の準備会ということで、我が国の外務大臣としては七年ぶりということで。私も先月の質問でも指摘させていただきましたが、今まさに、このNPT体制が揺らぐ、そういった本当に厳しい局面の中、大臣御自身が出席されて、そしてこのNPT体制維持ということと、また再検討会議へ向けた団結をしっかりと訴えられたこと、これは本当に意義深いことだったということで考えております。本当にお疲れさまでございました。

それでは、早速行きたいと思います。

世界が今まさに激動しています。そういった中で、まず、やはり我が国としてしっかりと防衛力を整備すること、また同盟国である米国との関係を深化させることは大事でありますが、一方で、トランプ政権下でアメリカの世界への関与が低下していく中で、やはり、まさに今回審議する二つの協定、RAA、部隊間協力の円滑化協定と、ACSA、物品役務相互提供協定、このような同志国との安保での関係強化、これを多層的、多角的に進めていくことこそがまさに重要であるというふうに思っておりまして、引き続き、我が国としては、もちろん、今回、協定の審議を尽くした上で、このRAA、ACSA締結を積極的に展開していただきたいというふうに私は考えておりますので、よろしくお願いいたします。

まず、我が国は、二〇二二年の国家安全保障戦略において、優先する戦略的なアプローチとそれを構成する主な方策として、同志国などとの連携の強化として、ACSAやRAAの締結などの取組を進めるとしており、また、同志国間のネットワークを重層的に構築、拡大して抑止力を強化する取組の一つとして、このRAA、ACSAを位置づけています。

今回、RAAに関しては、オーストラリア、イギリス、そして三か国目としてフィリピンと締結を目指している。ACSAは、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダ、フランス、インド、ドイツにプラスして、イタリアが今回七か国目だということで。今回のイタリアで、ACSAをG7の全メンバーと締結していることで、アメリカの同盟国を中心に、着実に協力を進展させていること、これは本当に私も評価できるというふうに思っております。

ここで、政府のこのRAA及びACSAの具体的な締結の戦略に関して、ちょっと大臣に確認をさせていただきたいと思っています。

大臣は、先月の十五日ですか、参議院の外交防衛委員会でも、RAAというものは戦略的観点で進めなきゃいけないと明確に述べられている。また、インド太平洋の同志国との間、また、中略しますけれども、インド太平洋以外の地域の国とも必要に応じて安全保障協力を進めていくことは非常に重要だと。そして、この辺も含めて、防衛省とよく協議をして戦略的に進めていきたいと考えているというふうに発言されております。

そこで、政府として、それではどのような方針また基準をもってこの締約国を選んでいるのか、その点に関して、大臣、教えてください。

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