中村和彦外務省国際法局長

2025年4月18日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

お答えいたします。

お尋ねのありました国際刑事裁判所の被害者信託基金、略称でTFVと言っておりますが、ICCの管轄権の範囲内にある犯罪の被害者及びその家族のために、裁判所の有罪判決に基づいて被害者賠償を行うこと、それから、ICCが管轄権を行使している事態におきまして、被害者及びその家族に物理的リハビリテーション、物資供与、精神的リハビリテーション等を供与することを任務とする基金でございます。

このTFVの活動は、我が国が外交政策の柱の一つとしております国際社会における法の支配の確立のために重要な活動である、このように認識しております。

日本は、紛争下における女性暴力対策、これにイヤマーク、使途指定する形で、TFVに対しまして二〇二四年度までに累計約百八万ユーロを拠出してきております。直近の二〇二四年度でございますが、三万六千四百二十ユーロ、邦貨換算で約五百四十万円の拠出を実施しているところでございます。

このように日本政府が継続してTFVへの拠出を行ってきておりますことは、ICC側からも高く評価いただいております。引き続き、被害者の賠償、救済の分野でもICCとの連携を深めてまいりたいと思います。

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