佐藤紳農林水産省大臣官房生産振興審議官

2025年4月18日・第217回国会 衆議院 外務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 11 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

お答え申し上げます。

農業資材のうち、特に化学肥料につきましては、その原料のほとんどを海外からの輸入に頼っており、原料の輸入先国の多角化、これを進めつつ、国際情勢の影響を受けづらい構造に転換していくことは喫緊の課題であると認識しております。

このため、まずは化学肥料の使用量低減に向けた適正施肥、これを推進しておりまして、生産現場での精力的な取組により、我が国における化学肥料の使用量は、二〇一六年と比べまして、二〇二二年には約一割減となっておりまして、これを二〇三〇年に二割減とできるよう取組を進めてまいりたいと考えております。

これに加えまして、家畜ふん尿ですとか下水汚泥など、国内の未利用資源の肥料利用の拡大と、そのために必要となる製造設備などの整備を推進しておりまして、輸入先が特定の国に偏っているリンについて、二〇二一年現在で二五%を国内堆肥などで賄っているところでございますが、これを二〇三〇年に四〇%に高めるよう取組を進めることとしております。

さらに、化学肥料原料の需給が逼迫する事態にも備え、経済安全保障推進法に基づき肥料原料の備蓄も行っており、こうした取組を総合的に講じることで、肥料を始め我が国の食料生産に不可欠な農業資材の安定供給を実現してまいる考えでございます。

前後のやりとり

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