航空自衛隊の大先輩の方が、一時期、論文を発表して、それが大問題になったということがございました。
それはそれで、観点は分かります。ただ、その事象があった後、過度に、自衛官の知的基盤を整えていくという営みが鈍化したんじゃないかなという懸念をしております。
文民統制はもちろん大事ですけれども、ただ、この文民統制という言葉が、余り、しっかりとした、確たる理解がないまま独り歩きする言葉ではないかなというふうに思っています。
先日、精強性の定義についても伺いました。あるいは、名誉と誇りとは何かということも防衛大臣に伺いました。それに並ぶ、この文民統制という言葉は、何かみんなよく分からないけれども使っている言葉のうちの一つなんだと思うんですね。
是非、安全保障委員会、これは専門的な議論をする場ですから、こういった言葉の使用については特に気をつけるべきだというふうに思います。それは国会の側もそうなんだというふうに思います。自衛官を統制したいというときに、何でもかんでも文民統制というのではなくて、文民統制といったのは今まさにお答えいただいたような観点の話であって、また、もしそれでけしからぬことがあったら、それはそれで、文民統制とは違う言葉を使うべきなんだというふうに考えております。
文民統制という言葉、シビリアンコントロールという言葉ですけれども、これは、ただ一方で、極めて部分的な話なんだというふうに思っております。一般的には、政軍関係、シビル・ミリタリー・リレーションシップという言葉もあります。あるいは、もっと広く、軍隊と社会というような言葉もあります。
これらは、こういう軍事的な研究をしていく中でも一般的に使われる用語ですし、海外でも使われる言葉だというふうに思いますが、防衛省としては、政軍関係ですとか、あるいは、軍隊と社会という言葉、これは使っているんでしょうか。
126萬萬浪学防衛省大臣官房長
お答え申し上げます。
文民統制、シビリアンコントロールにつきましてですけれども、定義といたしましては、民主主義国家における軍事に対する政治の優先、又は軍事力に対する民主主義的な政治による統制を指しまして、民主主義国家において確保されなければならない重要な原則であると考えてございます。
これの中身につきましては、防衛白書等々にも載ってございますけれども、制度的な担保といたしましては、まず国会、あるいは内閣、防衛省、それぞれのレベルでございますけれども、国民を代表する国会が法律、予算の形で議決する等々の承認を行うという形でコントロールする。あるいは、内閣…
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橋本幹彦(国民)
そうしたときに、例えば「陸戦研究」ですとか「鵬友」に寄稿するという行為は、これは文民統制を侵すものではないと。その内容が、もちろん、平場の議論、いろんな意見があるんだと思います。当然、政府の公式見解に全く一致するものばかりでないと思いますけれども、そのような発表をしても文民統制を侵すものにはならない、そういう理解でよいでしょうか。
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128萬萬浪学防衛省大臣官房長
お答え申し上げますけれども、文民統制を侵すというお話ではないと思います。
他方で、防衛省の職員、自衛官もそうでございますので、自衛官としてあるいは公務員としてふさわしくない行為であればよくないということで、対外的に発表するときには一定の手続を取っていただくということはもちろんございます。
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- (上の発言)
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橋本幹彦(国民)
航空自衛隊の大先輩の方が、一時期、論文を発表して、それが大問題になったということがございました。
それはそれで、観点は分かります。ただ、その事象があった後、過度に、自衛官の知的基盤を整えていくという営みが鈍化したんじゃないかなという懸念をしております。
文民統制はもちろん大事ですけれども、ただ、この文民統制という言葉が、余り、しっかりとした、確たる理解がないまま独り歩きする言葉ではないかなというふうに思っています。
先日、精強性の定義についても伺いました。あるいは、名誉と誇りとは何かということも防衛大臣に伺いました。それに並ぶ、この文民統制という言葉は、何かみんなよく分からないけれども使っている言葉のうちの一つなんだと思うんですね。
是非、安全保障委員会、これは専門的な議論をする場ですから、こういった言葉の使用については特に気をつけるべきだというふうに思います。それは国会の側もそうなんだというふうに思います。自衛官を統制したいというときに、何でもかんでも文民統制というのではなくて、文民統制といったのは今まさにお答えいただいたような観点の話であって、また、もしそれでけしからぬことがあったら、それはそれで、文民統制とは違う言葉を使うべきなんだというふうに考えております。
文民統制という言葉、シビリアンコントロールという言葉ですけれども、これは、ただ一方で、極めて部分的な話なんだというふうに思っております。一般的には、政軍関係、シビル・ミリタリー・リレーションシップという言葉もあります。あるいは、もっと広く、軍隊と社会というような言葉もあります。
これらは、こういう軍事的な研究をしていく中でも一般的に使われる用語ですし、海外でも使われる言葉だというふうに思いますが、防衛省としては、政軍関係ですとか、あるいは、軍隊と社会という言葉、これは使っているんでしょうか。
130青青木健至防衛省人事教育局長
お答え申し上げます。
まず、軍隊と社会、こちらにつきましては、防衛省・自衛隊として、学術上の用語として特に統一的に定めたというものがあるわけではございませんけれども、委員も御指摘のとおり、教育等に際してこのような言葉が用いられていたということはございます。
また、政軍関係についても、学術的な用語として防衛省として統一的なものを定めているものではございませんけれども、こちらも、防衛大学校等を含めまして、政軍関係に関するような講義、研究といったものは行われております。
なお、一般的に、政軍関係という言葉は、学術的な研究等においては、国家と政治機関の軍隊…
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橋本幹彦(国民)
この概念もあってこその文民統制、シビリアンコントロールなんだというふうに思います。政軍関係という広い概念があって、その中の一つを構成するのが文民統制であるので、ここの政軍関係とは何なのかというところ、これは必ずしも一意に決まる話ではありません。公式見解だけにそぐうものではないと思いますけれども、まず、軍隊と社会、自衛隊と社会と言い換えてもいいでしょう、自衛隊と社会という関係がどのようにあるべきかということがあって、その中で政軍関係、シビル・ミリタリー・リレーションシップがあって、その中で文民統制、シビリアンコントロールというものがある。
そもそも、シビ…
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遠藤敬(維新)
時間が参っております。中谷防衛大臣から答弁をいたしますので、お願いします。
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