防衛大学校、防研、あるいは自衛隊の中の様々な教育機関も知的基盤であるという答弁をいただきました。
ともすると、知的基盤という言葉、これは、文脈を見ますと、何か、国内産業の技術を守るですとか、防衛省外の要素が強い言葉のように思います。今までそのように使ってきたと思います。
今回、防衛省内でも知的基盤というところは大変重要であるというところを確認できたことは、非常にありがたい答弁をいただいたなというふうに思っています。
そして、その知的基盤を整えていくに当たって、先日もお尋ねしました、軍事学であるだとか作戦術であるだとか、こういったところについてどのような知的基盤を整備しているのかというところについて、これには当然、歴史を学ぶであるだとか、先ほど言ったような主権侵害の教訓であるだとか、こういったところも含まれるものだというふうに思いますが、こういったもの、学位の認定というのについて余り防衛省では奨励していない、修士号、博士号については組織的に育てていないというような答弁がありました。
このような状況で本当によいのでしょうか。知的基盤を整備していくに当たって、修士、博士、こういったものを軍事専門的な見地を分厚くしていく観点からも、作戦術といった、こういった運用を支えていく基盤をつくっていくためにも、あるいは、以前伺いました自衛官の使命について、我が国の平和と独立とは何なのか、国民の負託とは何なのか、ここについて、官僚的な答弁はあるんだと思います、ただ、そういった行政的な、官僚的な用語ではなくて、本当に、二十四万の自衛官、あるいは安全保障を担っている全ての人たちが、ああ、そうだな、日本国はこのために困難に立ち向かっていくんだ、そのように言えるためにも、知的基盤が必要だというふうに思いますけれども、その知的基盤の整備について、特に、修士、博士、ここが要だと思いますけれども、これについて、防衛大臣、意気込みを言っていただければと思いますが、いかがでしょうか。
118平平井康夫内閣官房内閣審議官
お答え申し上げます。
二〇〇二年に五人の拉致被害者の方々が御帰国されて以来、一人の拉致被害者の御帰国も実現していないことについては、痛恨の極みでございまして、誠に申し訳なく思っております。
委員御指摘の教訓については、一概に申し上げることは困難でございますが、政府としては、拉致問題を含む諸懸案の解決に向けたこれまでの取組等について整理するとともに、北朝鮮情勢に関する情報収集、分析や国際社会との連携を行いながら、拉致問題を含む北朝鮮に対する対応について、何が最も効果的かという観点から不断に検討してきているところでございます。
いずれにせよ、拉致被害者…
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橋本幹彦(国民)
全くお答えになっていないと思います。教訓というところについて伺っているわけです。
教訓というのは、先ほど、升田世喜男委員からインテリジェンスとインフォメーションの違いというところを確認されましたけれども、まさにインテリジェンスではないでしょうか。今お伝えいただいたのは、過去の事実や今後の取組については分かるんですけれども、果たして日本国政府の何が至らなかったのか、どういった対策を今後しなければならないのか、こういったところの教訓が聞こえませんでした。もしかしたらあるのかもしれませんが、ただ、昨日まで、いろいろな省庁からレクチャーを受けている中でも、その…
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120大大和太郎防衛省防衛政策局長
お答えいたします。
知的基盤とは、一般に、体系化、組織化して蓄積された知的資産といった意味で用いられていると認識しております。
防衛研究所や防衛大学校、幹部学校といった防衛省の研究教育機関では、安全保障政策に係る知的基盤としての機能強化のため、研究の質的向上に取り組んでいるところであります。
こうした防衛省の研究教育機関では、安全保障などに関する様々な調査研究を実施しているところであります。
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- (上の発言)
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橋本幹彦(国民)
防衛大学校、防研、あるいは自衛隊の中の様々な教育機関も知的基盤であるという答弁をいただきました。
ともすると、知的基盤という言葉、これは、文脈を見ますと、何か、国内産業の技術を守るですとか、防衛省外の要素が強い言葉のように思います。今までそのように使ってきたと思います。
今回、防衛省内でも知的基盤というところは大変重要であるというところを確認できたことは、非常にありがたい答弁をいただいたなというふうに思っています。
そして、その知的基盤を整えていくに当たって、先日もお尋ねしました、軍事学であるだとか作戦術であるだとか、こういったところについてどのような知的基盤を整備しているのかというところについて、これには当然、歴史を学ぶであるだとか、先ほど言ったような主権侵害の教訓であるだとか、こういったところも含まれるものだというふうに思いますが、こういったもの、学位の認定というのについて余り防衛省では奨励していない、修士号、博士号については組織的に育てていないというような答弁がありました。
このような状況で本当によいのでしょうか。知的基盤を整備していくに当たって、修士、博士、こういったものを軍事専門的な見地を分厚くしていく観点からも、作戦術といった、こういった運用を支えていく基盤をつくっていくためにも、あるいは、以前伺いました自衛官の使命について、我が国の平和と独立とは何なのか、国民の負託とは何なのか、ここについて、官僚的な答弁はあるんだと思います、ただ、そういった行政的な、官僚的な用語ではなくて、本当に、二十四万の自衛官、あるいは安全保障を担っている全ての人たちが、ああ、そうだな、日本国はこのために困難に立ち向かっていくんだ、そのように言えるためにも、知的基盤が必要だというふうに思いますけれども、その知的基盤の整備について、特に、修士、博士、ここが要だと思いますけれども、これについて、防衛大臣、意気込みを言っていただければと思いますが、いかがでしょうか。
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中谷元(自民)防衛大臣
防衛省における知的基盤、これは非常に大事だと思います。
その最たるものは、まず一つとして、防衛研究所、これを中心とする防衛省・自衛隊の研究、教育体制の見直しの強化を進める中で、ほかの大学とかシンクタンクだとか、やはり、防衛に関する研究を実施する、それから教育機関などへの講師の派遣やシンポジウムの開催などということで、安全保障教育の普及も仕事の一つであろうかというふうに思います。
それから、防衛白書、これは毎年出していますけれども、その年における大きな変化を記述するとともに、やはり、周辺国の軍事情勢も防衛研究所などが発表しておりますので、こういったこと…
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橋本幹彦(国民)
「陸戦研究」という冊子がありました。これは廃刊になりました。「鵬友」という雑誌、これは航空自衛隊の方で長く発刊されていたものですけれども、これも廃止になりました。
「陸戦研究」ですとか「鵬友」、ここには現役の自衛官が様々な論文を寄稿して、オープンな場で、安全保障をどのように考えていくべきなのかということを議論していたわけですけれども、これは知的基盤にとっては極めて重要な役割を果たしていたと思います。
これはなぜ廃刊になってしまったんでしょうか。知的基盤を本当に大事にしていくということであれば、例えばそういう平場の議論ということも大事なんだと思います。…
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中谷元(自民)防衛大臣
「陸戦研究」が廃刊に至った経緯は存じ上げませんが、非常に残念なことでもあるし、各陸海空でも研究機関がありまして、それぞれ研究をしている人もいます。
それから、OBも、こういった論文を出して、積極的に発表している方々もいらっしゃいますので、そういった内外の安全保障に関する研究は、やはり、防衛省の中でも、またOBでも、非常に積極的に行っていくべきだというふうに思っております。
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