楠正憲デジタル庁統括官

2024年12月23日・第216回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

お答え申し上げます。

自治体の基幹業務システムの運用形態は様々でございますけれども、主に単独団体で庁舎内にサーバーを設置しているオンプレミス又はデータセンターを借りている環境、複数団体でデータセンターを共用しているいわゆる自治体クラウド環境において運用されているというふうに認識をしております。

基幹業務システムのガバメントクラウドへの移行は、システムの置かれている環境に関係なく、システム全体のセキュリティーレベルの高度化及び大規模災害対策が実現できるほか、また従来システムに発生していた事務の効率化にも資するというところで考えております。

なお、令和六年九月に公表したガバメントクラウドの費用対効果の中間報告では、ガバメントクラウド移行後の運用経費等の削減効果については、現行環境の形態によって差が生じる結果となっております。

委員御指摘のように、現行システムがデータセンター単独の場合には、インフラ環境やシステム環境の余剰リソースを効率的に利用でき、案分効果が働きやすいことから、ガバメントクラウドへ移行することでハードウェア賃料、データセンター利用料等が削減されると。一方で、現行システムがデータセンターでハード共用している場合、また自治体クラウドの場合につきましては、既にインフラやシステム環境の共同化などを通じて経費節減に努めているというところもございまして、主に通信回線費、クラウド利用経費、ソフトウェア賃料、保守料が増えるということで、運用等経費が増加するというような調査結果が出ているところでございます。

ただ、これらに関しましても、しっかりと重複投資の部分を削減していき、また運用を効率化していくことによって、しっかりと費用削減してまいりたいというふうに考えております。

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