石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2024年12月16日・第216回国会 参議院 予算委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 213 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 451 発言)

それは、反省は持っております、私自身。三十年間そうでしたし、その間、閣僚も党役員もやりましたので、自分の責任がなかったなぞとは申しません。人ごとのように聞こえたとしたならば、それは私の至らざるところでございます。

ただ、この三十年間、最近の若い方は、バブルって何という方がおられます。もちろん知らないと、全然知らないと。物価が上がるという経験がないという方も随分多いです。生まれてこの方、もうデフレの中で物価というのは下がるものだという前提で物事を考えていらっしゃる方もおありです。やはり、給料は上がらないが雇用は守らねばならないというのは日本社会としてあったんだろうと思っております。

そして、下請の方々、孫請の方々という言葉をあえて使うとせば、そういう方々に、十分ではないけれどもこれで何とか一緒にやっていこうという一家意識みたいなものはあったんだろうと思います。そして、画期的な製品が作られなくても何とか今のままでいいやという、物にしてもサービスにしても、何とかつらい中みんなで肩寄せ合って生きていこうよみたいな、そんな意識がなかったとは私は思っておりません。

それがあのデフレの一つの原因でもあり、経済が伸びなかった原因であるということは政権の中におった者として率直に反省をせねばならぬところでありますが、そのときは、でも、あの物すごいリーマン・ショックというものを経験をして、やはりここは、日本社会、何とか持ちこたえねばならぬという意識も私どもにはございました。

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