長期的な利益って、そのお金の面だけではなくて、ESG投資、環境、社会、ガバナンスというような理念が掲げられていまして、これを考えると、戦争国に対して、やはり環境というと、戦争はもう環境を破壊する最大の事象の一つであると思いますし、社会の混乱を招くという点でもそうだと思いますし、これ、このESG投資に関して、やはりこの方向性としては相反するものだというふうに思わざるを得ません。
これ、やっぱり、戦争を行っている国に投資する、私たちが預けている年金から、何らかの形で、今、子供たちが本当にむごい、もう目も背けたくなる状況で殺されているようなところに投資というような形で私たちが加担をしているようなそういう運用のされ方は、私は全然好ましいものだとは思いません。
例えば、ノルウェーとかデンマークなど幾つかの国では、投資先から除外しているという国もあります。これ、日本もやめるべきではないかと考えますが、厚労省、GPIFの判断ではできないということであれば、総理、こういう方向で今後検討していくということは私進めていただきたいと思うんですが、お考え聞かせていただけますか。
166
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
まず、年金の積立金というのは保険料の一部でありまして、それはその将来の年金給付の財源でありますため、その運用は法律上専ら被保険者の利益のために行うということとされていることであります。
この考えの下で、GPIFではほぼ世界全域に分散投資をしておりますが、被保険者の利益のためという目的を離れまして、間断なく発生し得る外交や安全保障等の諸問題との関係で投資の是非の判断までさせることは、年金積立金の運用を外交や安全保障等の様々な問題に巻き込むことにもなりかねず、適切ではないというふうに考えております。
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167
石垣のりこ(立憲)
では、一つ聞きたいんですけれども、GPIFが考慮しているというこのESG投資というのはどんなものですか。
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168間間隆一郎厚生労働省年金局長
お答えいたします。
先ほど大臣からもお答え申し上げましたように、年金積立金の運用は法律上専ら被保険者の利益のために行うこととされておりまして、他の政策目的や施策実現の手段として年金積立金の運用を行うことは認められておりません。これは他事考慮の禁止と言っております。
今、ただいま御指摘のありましたそのESG投資は、投資先及び市場全体の持続的成長が長期的な投資収益の拡大に必要との考え方を踏まえまして、被保険者の利益のために長期的な利益を確保する観点から取り組んでいるものでございます。
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- (上の発言)
169
石垣のりこ(立憲)
長期的な利益って、そのお金の面だけではなくて、ESG投資、環境、社会、ガバナンスというような理念が掲げられていまして、これを考えると、戦争国に対して、やはり環境というと、戦争はもう環境を破壊する最大の事象の一つであると思いますし、社会の混乱を招くという点でもそうだと思いますし、これ、このESG投資に関して、やはりこの方向性としては相反するものだというふうに思わざるを得ません。
これ、やっぱり、戦争を行っている国に投資する、私たちが預けている年金から、何らかの形で、今、子供たちが本当にむごい、もう目も背けたくなる状況で殺されているようなところに投資というような形で私たちが加担をしているようなそういう運用のされ方は、私は全然好ましいものだとは思いません。
例えば、ノルウェーとかデンマークなど幾つかの国では、投資先から除外しているという国もあります。これ、日本もやめるべきではないかと考えますが、厚労省、GPIFの判断ではできないということであれば、総理、こういう方向で今後検討していくということは私進めていただきたいと思うんですが、お考え聞かせていただけますか。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほど来申し上げていますように、今、他事考慮の禁止ということは元々法律で定められています。その上で、先ほど御指摘あったESG投資については、長期的な投資収益の拡大に必要だと、それは被保険者の利益のためにかなうということで行われていることでありまして、外交や安全保障の理由により特定の国や企業を投資対象から除外するということは当初の目的にそぐわないというふうに考えております。
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171
石垣のりこ(立憲)
やっている国もあるわけですから、こういう方向で投資をしないということを決めれば、法律も含めてですね、検討を私はできる、可能、具体的にそのスキームとしては可能であるというふうに考えます。
是非とも今後こういう投資の見方というか考え方というのを、是非とも、平和を掲げる、平和憲法を持つ日本としては是非とも実践をしていただきたいと思います。総理、一言お願いします。
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石破茂(自民)内閣総理大臣
現在の法体系の下では厚生労働大臣がお答えしたとおりでございます。被保険者の利益というものを逸脱もできません。そしてまた、GPIFがその判断をするということもあっていいとは思っておりません。
今委員が御提起になった、立法論としてどうなんだというお話でございます。今、ノルウェーでしたっけか、それ、私、ごめんなさい、不勉強でその例を知りませんので。ただ、私どもとして、いかにして被保険者の利益を図るかということ、これはもう第一に考えてまいりたいと思いますが、人道的な支援という点において考えられる余地があるかどうか、また私個人として勉強させていただきたいと思いま…
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