私は上月委員のおっしゃるとおりだと思います。我が党の立場はそうですし、私自身としてもそのように考えております。
企業・団体献金はきっぱり禁止と言った方が、それは世の中には理解されやすいかもしれない。だけども、それをやることによって何が起こるのか。八幡製鉄事件の例をお引きになりました。学生時代にあれを習わなかった学生って余り法学部ではいないんだろうと思っておりますけれども、そこにおいて、じゃ、企業は参政権は持ちません、だけども、納税をしている以上、国の政策どうあるべきかということについて、どうやってその意見を表明したらいいのかということはそこにおいて述べられていますし、そこにおいて自然人と法人を区別すべき合理的な理由もないということでございます。そして、企業の献金が認められるということには、憲法二十一条、表現の自由というものを引くのだということで、憲法上の論拠もそれは首肯し得るものだというふうに私は思っております。
そこにおいて、だから何だっていいんだということを私どもは申し上げているわけではなくて、じゃ、その会社が、本当に国益に反するんだけれども、自分の会社の利益のために、あるいは自分の団体の利益のために政策を変えようとしているということが有権者にきちんと分かるようにするという仕組みが私はいまだ不十分だと思っております。
政治資金規正法はあくまで有権者の判断に委ねられるべきもの、しかし、そうであるとするならば、透明性、公開性というものがきちんと求められるということ、そして、それが寄附をしようという自然人であれ法人であれ、それを抑圧するものであってはならない。それは、民主主義社会であり資本主義社会であり、そこにおいては私はあるべきものだと思っております。
ここをどうして御理解をいただくかということ、長くなって済みません、もうやめますが、結局、その企業、団体駄目よということになると、公的助成に過度に頼るという、そういう政党はどうなんだろうねと。いや、それはおまえ、自分の金出しゃいいじゃないかという話になりますが、じゃ、お金持ちでないと議会に出れないんですかという問題を惹起いたします。
いや、個人献金だよと言うんだけれども、個人献金がそんなに増えたという例を私は寡聞にして存じません。もちろんその工夫は必要ですが、個人はよくて企業、団体は駄目というふうに断ずる根拠を私は持たないところでございます。
194櫻櫻井充(自民)
以上で小沼巧君の質疑は終了いたしました。(拍手)
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195櫻櫻井充(自民)
次に、上月良祐君の質疑を行います。上月良祐君。
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上月良祐(自民)
自民党、茨城県選出の上月良祐です。質問の機会をいただき、先輩、同僚議員に心から感謝申し上げます。
茨城県が続きますが、石破総理、よろしくお願いを申し上げます。
まず、政治改革について問わせていただきます。
衆議院の総選挙におきまして、我が党は、政治資金不記載の問題で国民の信頼を裏切ることになり、厳しい審判を受けました。信頼回復のためには、徹底して議論をして、調整をして、一致できる点を探していくしかないと思います。
謙虚に丁寧に、亡くなられた吉田幹事長が常々おっしゃっておられた言葉です。私自身、これまで常に、でき得る限りそういう姿勢で様々な仕事をし…
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- (上の発言)
197
石破茂(自民)内閣総理大臣
私は上月委員のおっしゃるとおりだと思います。我が党の立場はそうですし、私自身としてもそのように考えております。
企業・団体献金はきっぱり禁止と言った方が、それは世の中には理解されやすいかもしれない。だけども、それをやることによって何が起こるのか。八幡製鉄事件の例をお引きになりました。学生時代にあれを習わなかった学生って余り法学部ではいないんだろうと思っておりますけれども、そこにおいて、じゃ、企業は参政権は持ちません、だけども、納税をしている以上、国の政策どうあるべきかということについて、どうやってその意見を表明したらいいのかということはそこにおいて述べられていますし、そこにおいて自然人と法人を区別すべき合理的な理由もないということでございます。そして、企業の献金が認められるということには、憲法二十一条、表現の自由というものを引くのだということで、憲法上の論拠もそれは首肯し得るものだというふうに私は思っております。
そこにおいて、だから何だっていいんだということを私どもは申し上げているわけではなくて、じゃ、その会社が、本当に国益に反するんだけれども、自分の会社の利益のために、あるいは自分の団体の利益のために政策を変えようとしているということが有権者にきちんと分かるようにするという仕組みが私はいまだ不十分だと思っております。
政治資金規正法はあくまで有権者の判断に委ねられるべきもの、しかし、そうであるとするならば、透明性、公開性というものがきちんと求められるということ、そして、それが寄附をしようという自然人であれ法人であれ、それを抑圧するものであってはならない。それは、民主主義社会であり資本主義社会であり、そこにおいては私はあるべきものだと思っております。
ここをどうして御理解をいただくかということ、長くなって済みません、もうやめますが、結局、その企業、団体駄目よということになると、公的助成に過度に頼るという、そういう政党はどうなんだろうねと。いや、それはおまえ、自分の金出しゃいいじゃないかという話になりますが、じゃ、お金持ちでないと議会に出れないんですかという問題を惹起いたします。
いや、個人献金だよと言うんだけれども、個人献金がそんなに増えたという例を私は寡聞にして存じません。もちろんその工夫は必要ですが、個人はよくて企業、団体は駄目というふうに断ずる根拠を私は持たないところでございます。
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上月良祐(自民)
ありがとうございます。
大変複雑で深い世の中でありますので、是非、乱暴な議論にならないように、しっかりかみ合った議論になるようお願いをいたしたいと思います。
続いて、外交関係について問わせていただきます。
総理は、御就任後、ブラジルでのG20始め様々な国際会議に臨まれました。米中など各国首脳との会談も大変積極的に行われたわけでありますが、どんなふうに感じられたでしょうか。
私は、経産副大臣としてWTOの大臣交渉に臨ませていただきました。国益が本当に激しくぶつかり合う中、合意をつくっていくことの難しさを肌身で痛感をいたしました。コアな少数国の会合に…
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石破茂(自民)内閣総理大臣
それは、上月委員おっしゃるような、そういう心構えで臨まねばならないと思っております。
私も、防衛とか農政とかやってきて、いろんな国際会議にも出てまいりました。随分と景色が変わったというのが認識です。ASEANでもそうですし、APECでもそうなのですが、日本人が余り自分たちの問題として考えてくるところやや希薄であった、日本語としては変ですが、希薄であった宗教、領土、民族、そういうものが随分と表に出てきたという感じを持っております。
ウクライナにしてもそうですし、ガザにしてもそうですが、そういうものが、冷戦期には余り顕在化しなかったものが、いろんなものが…
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上月良祐(自民)
ありがとうございました。
来年は万博もあります。実際に話をする、会って話をするというのはとても大事な場面でありますので、是非積極的な外交に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続いて、経産大臣にお伺いしたいと思います。
やや意外なんですが、我が国の名目GDPに占める輸出の割合は世界平均より低いんですね。ドイツの三分の一ぐらいです。日本は貿易よりも内需の国なんですね。ただ、エネルギーや食料は海外に依存していますので、外からの稼ぎは必須であります。
資料一を御覧いただきたいと思います。(資料提示)
左端の自動車が約十七兆円、…
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