今おっしゃいましたけれども、知床沖での遊覧船での事故がありましたから、利用者の安全性向上の観点からこの安全管理体制を強化するということでありますけれども、この法改正のときの衆参の委員会での議論を議事録で見てみますと、やはりこの利用者の立場でもってその安全性の確保ということで議論しているんですけれども、実はこの改正の結果、この遊漁船業者、大変に大きな負担を負うということでありまして、そんなお声が私のところに届いております。
例えば、釣り人が自分で歩いていくことができない場所や離れ小島、岩礁、堤防に遊漁船で利用者を船で渡す瀬渡しについて伺いたいと思うんですけれども、法改正によって、下船させた後も、後は釣り人の自己責任ということではなくて、漁場付近での監視や定期的な巡回を行うなど、遊漁船事業者が利用者の安全管理を実施しなければいけないと、こういうことになったんですね。
何をしているかといいますと、例えば、集合場所から防波堤に利用者を送り届けて約六時間後に迎えに行っていたパターンの場合に、中間の三時間目辺りに防波堤付近まで船を出して、船上からハンドマイクを使って注意喚起を呼びかけるなどの措置を行っているということなんですね。結局、船を出さなきゃいけないとか注意喚起を呼びかけなければいけないとか、そこに行く時間、あるいは燃油代、あるいは人件費、こういった負担が新たに掛かっているということなんですね。
防波堤に釣り人が乗った後の安全確保まで、まあ船に乗っているときは分かりますよ、この防波堤に乗った後の釣り人の安全確保までこの遊漁船の事業者がしなければいけないのかなと私も改めて思ったのですけれども、施行規則第十五条では防波堤に乗った後の安全確保まで明文化されておりませんので、運用が利用者の安全確保に寄り過ぎているのではないかと、そんな声が現場から上がっております。
水産庁の見解をお伺いしたいと思います。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
よろしくお願いいたします。
そうしていただければもう言うことはないわけでありまして、仲よくというわけにはなかなかいかないかもしれません。やはり激しい議論はあっていいと思うんですよ。なれ合いになってはやっぱりいけないんで、お互いの主張をしっかりぶつけ合って、お互いに論理的なエビデンスも積み上げた上で正しい議論をして、最終的にはやっぱり着地点を見出していくのが政治の醍醐味ですから、そこに向かって一緒に努力ができれば有り難いと思っております。
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徳永エリ(立憲)
まさに私もそういう同じ気持ちです。仲よくというのは相手の声にもしっかり耳を傾けると、そういう意味合いで、いい結果を出していきたいということでよろしくお願い申し上げたいと思います。
今日は、畜産物に関して質問させていただく前に、二つほかのことに関して質問させていただきたいんですけれども、まずは、今年の四月一日に、改正遊漁船業法、これが施行されましたけれども、この改正の内容について簡潔にまずは御説明をいただきたいと思います。
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滝波宏文(自民)農林水産副大臣
お答えいたします。
一般の釣り客を乗船させ漁場に案内する事業である遊漁船業については、近年、事故による死傷者数が増加傾向にあることや、一昨年四月の知床沖の遊覧船の重大事故もあり、利用客の安全確保に対する要請が高まっていることから、安全対策を強化するため、昨年、遊漁船業の適正化に関する法律の一部改正を行ったところであります。
具体的には、法律において、遊漁船業の登録要件の厳格化、事故の報告の義務化、利用者の安全に関する情報の公表の義務化等の措置を講ずるとともに、政省令や運用通知において、損害賠償保険の補填限度額の引上げや瀬渡しの場合の安全管理の強化等を…
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- (上の発言)
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徳永エリ(立憲)
今おっしゃいましたけれども、知床沖での遊覧船での事故がありましたから、利用者の安全性向上の観点からこの安全管理体制を強化するということでありますけれども、この法改正のときの衆参の委員会での議論を議事録で見てみますと、やはりこの利用者の立場でもってその安全性の確保ということで議論しているんですけれども、実はこの改正の結果、この遊漁船業者、大変に大きな負担を負うということでありまして、そんなお声が私のところに届いております。
例えば、釣り人が自分で歩いていくことができない場所や離れ小島、岩礁、堤防に遊漁船で利用者を船で渡す瀬渡しについて伺いたいと思うんですけれども、法改正によって、下船させた後も、後は釣り人の自己責任ということではなくて、漁場付近での監視や定期的な巡回を行うなど、遊漁船事業者が利用者の安全管理を実施しなければいけないと、こういうことになったんですね。
何をしているかといいますと、例えば、集合場所から防波堤に利用者を送り届けて約六時間後に迎えに行っていたパターンの場合に、中間の三時間目辺りに防波堤付近まで船を出して、船上からハンドマイクを使って注意喚起を呼びかけるなどの措置を行っているということなんですね。結局、船を出さなきゃいけないとか注意喚起を呼びかけなければいけないとか、そこに行く時間、あるいは燃油代、あるいは人件費、こういった負担が新たに掛かっているということなんですね。
防波堤に釣り人が乗った後の安全確保まで、まあ船に乗っているときは分かりますよ、この防波堤に乗った後の釣り人の安全確保までこの遊漁船の事業者がしなければいけないのかなと私も改めて思ったのですけれども、施行規則第十五条では防波堤に乗った後の安全確保まで明文化されておりませんので、運用が利用者の安全確保に寄り過ぎているのではないかと、そんな声が現場から上がっております。
水産庁の見解をお伺いしたいと思います。
165森森健水産庁長官
お答えいたします。
いわゆる瀬渡しにつきましては、船舶からいそなどに利用者が渡る際に転落等の事故が起きる、あるいは、いそでいそ釣りをされている間に利用者が高波を受けたり足を滑らせてけがをして海に転落するといったような事故等が発生をしているところでございます。
先ほど副大臣から答弁させていただきましたとおり、さきの法改正につきましては、利用者の安全性向上を図ること、これを主眼にして行ったものでございまして、法律上、改正法の十二条でございますけれども、この遊漁船業務主任者という規定がございますが、この遊漁船業務主任者は、漁場への案内のみならず、案内した漁…
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徳永エリ(立憲)
説明はよく分かるんですけれども、遊漁船事業者の方々というのは大体が中小零細なんですよね。今、燃油代も高い、人件費も上がっている、こういう中で、まあ安全確保は分かりますけれども、やっぱり経営的には相当厳しくなるということなんですね。
そういった現状を受けて、この瀬渡しを行った後の安全に関しての考え方、これ再検証が必要なんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
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167森森健水産庁長官
瀬渡しの利用者の安全確保のためには、今お願いをしております見回りですとか気象情報の確認はやっぱり必要ではないかというふうに考えておりますし、先ほど申し上げたとおり、法律上もこの利用者の安全管理というのは業務としてこの遊漁船が行うということでございます。
この措置、今年度から施行されておりまして、今その着実な実施を図っていくということが最も大事だと思っておりまして、現時点でこの運用を見直す、再検証するという考え方は今は取っておりませんけれども、まずはしっかりとその実施状況の方をよく把握、注視していきたいというふうに思っております。
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