先ほどのイベントの舞台になっている石巻は、みやぎ東日本大震災津波伝承館、あと門脇小学校などの震災伝承関連施設も多くある町でございます。まさに南海トラフ地震も迫ると言われている中、大臣が所信でおっしゃった、東日本大震災の記憶と教訓を決して風化させることなく、後世に受け継いでいくという意味でも大変大きな意味を持つと思いますので、是非よろしくお願い申し上げます。
さて、次の質問に移りたいと思います。
所信の中で大臣は、こうも述べられておりました。多くの方に被災地まで足を運んでいただけるようとおっしゃっていました。しかし、現実は、毎年私が訪れる中でも、交通インフラの縮小がどんどんと進んでおります。路線バスの減便などで目的地までたどり着く難しさも多く感じたりもします。
この二枚目の資料、地図に示したのは、東日本大震災の震源地から最も陸地では近い地域である牡鹿半島です。秋田にあるのは男の鹿で男鹿半島なんですけれども、こちらは牡の鹿で牡鹿半島、地図でいうと宮城県から太平洋側にぴょこっと突き出した位置にあります。
その先端部にあるこの鮎川という場所は、この半島部の中の中心地になります。まさに昔は、南三陸金華山国定公園の中心地だったんですね。そんな観光のポテンシャルがある土地です。昔は捕鯨基地がありまして、そこにはホエールランドという立派な観光施設なんかもあります。三年間で五万人以上が足を運ぶような人気施設で、完成した年には当時の小泉進次郎環境大臣も視察に行っているような場所になります。
ところが、問題は交通なんですよね。震災直後は石巻から直通のバスが一日七本走っていましたが、土日は、今直通バスは一日三本まで減ってしまっています。距離が石巻駅から三十五キロ、当然歩いてはとても無理な場所です。バスでも一時間以上掛かると。ほとんど交通空白地に近い状況になってしまっている状況なんですね。
この牡鹿半島には、三・一一伝承ロード、復興庁が取り組んでいる震災伝承施設もたくさんありますが、この状況だと、なかなか地域の方々のみならず観光客も足を運べない状況です。
そこで、大臣に伺いたいと思います。
復興庁がここでひとつ音頭を取って、もちろん国交省にも協力を仰いで、乗り合いタクシーとかライドシェアとか、新しいモビリティー、地域交通モデルの導入を助言したり、自治体や地域事業者との連携を取っていくべきだと思っております。
今後、復興庁が、このインフラ復旧という意味で、この交通インフラの復興の一つとして国交省や関係自治体と連絡調整を行い、利用者目線の移動手段の確保、交通課題の解消に向けて後押しを是非していってほしいと思うんですけれども、この辺り、大臣、いかがでしょうか。
47
伊藤忠彦(自民)復興大臣
被災地における観光の振興というのは、委員がおっしゃったとおり、極めて重要なことでございます。
震災、被災地の復興を更に進めていく観点で重要であると考えておりますが、政府といたしましても、海の魅力を体験できるコンテンツの充実のため、海水浴場の受入れ環境の整備を行っているほか、震災や原発事故の教訓を伝える滞在コンテンツの充実強化や受入れ環境の整備等、支援を行っているところでございます。また、被災地への誘客に活用いただけるように、震災遺構や伝承館など震災の記憶や教訓を伝える施設をガイドブックに取りまとめ、広くPRも行っているところでございます。
引き続き、…
この発言のページ
48
奥村政佳(立憲)
ありがとうございます。今取り組んでいることを御紹介いただきました。
資料一を御覧ください。沿岸地域の魅力、まあ福島に限らず宮城、岩手と、多く津波で被災した地域があるんですけれども、そこにどういうふうに人を呼んでくるかということも一つ大切なことかなと思います。
新聞記事、左側持ってきたんですけれども、「観光客 震災前上回り最多」とあります。これ、コロナ前なんですね。石巻でリボーンアート・フェスティバルという芸術祭がございました。これが開かれたことで、この年に関しては前年比約五割強の三十七万人が石巻を訪れたと、そういうようなイベントのスキームがあります。…
この発言のページ
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伊藤忠彦(自民)復興大臣
委員から大変大事なお考えを伺ったと思いますが、思いは同じでございますので、私としてもより一層取組を進めてまいりたいというふうに思います。
よろしくお願いします。
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- (上の発言)
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奥村政佳(立憲)
先ほどのイベントの舞台になっている石巻は、みやぎ東日本大震災津波伝承館、あと門脇小学校などの震災伝承関連施設も多くある町でございます。まさに南海トラフ地震も迫ると言われている中、大臣が所信でおっしゃった、東日本大震災の記憶と教訓を決して風化させることなく、後世に受け継いでいくという意味でも大変大きな意味を持つと思いますので、是非よろしくお願い申し上げます。
さて、次の質問に移りたいと思います。
所信の中で大臣は、こうも述べられておりました。多くの方に被災地まで足を運んでいただけるようとおっしゃっていました。しかし、現実は、毎年私が訪れる中でも、交通インフラの縮小がどんどんと進んでおります。路線バスの減便などで目的地までたどり着く難しさも多く感じたりもします。
この二枚目の資料、地図に示したのは、東日本大震災の震源地から最も陸地では近い地域である牡鹿半島です。秋田にあるのは男の鹿で男鹿半島なんですけれども、こちらは牡の鹿で牡鹿半島、地図でいうと宮城県から太平洋側にぴょこっと突き出した位置にあります。
その先端部にあるこの鮎川という場所は、この半島部の中の中心地になります。まさに昔は、南三陸金華山国定公園の中心地だったんですね。そんな観光のポテンシャルがある土地です。昔は捕鯨基地がありまして、そこにはホエールランドという立派な観光施設なんかもあります。三年間で五万人以上が足を運ぶような人気施設で、完成した年には当時の小泉進次郎環境大臣も視察に行っているような場所になります。
ところが、問題は交通なんですよね。震災直後は石巻から直通のバスが一日七本走っていましたが、土日は、今直通バスは一日三本まで減ってしまっています。距離が石巻駅から三十五キロ、当然歩いてはとても無理な場所です。バスでも一時間以上掛かると。ほとんど交通空白地に近い状況になってしまっている状況なんですね。
この牡鹿半島には、三・一一伝承ロード、復興庁が取り組んでいる震災伝承施設もたくさんありますが、この状況だと、なかなか地域の方々のみならず観光客も足を運べない状況です。
そこで、大臣に伺いたいと思います。
復興庁がここでひとつ音頭を取って、もちろん国交省にも協力を仰いで、乗り合いタクシーとかライドシェアとか、新しいモビリティー、地域交通モデルの導入を助言したり、自治体や地域事業者との連携を取っていくべきだと思っております。
今後、復興庁が、このインフラ復旧という意味で、この交通インフラの復興の一つとして国交省や関係自治体と連絡調整を行い、利用者目線の移動手段の確保、交通課題の解消に向けて後押しを是非していってほしいと思うんですけれども、この辺り、大臣、いかがでしょうか。
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伊藤忠彦(自民)復興大臣
ライドシェア等を含めた交通施策の充実ということは被災地にとっても非常に重要であると認識をしております。
国土交通省において、本年七月から、交通空白の解消本部を立ち上げたと聞いております。公共ライドシェアや日本版ライドシェア等、地域の足、そして観光の足の確保に向けた取組を強力に進めているものと承知をしております。
復興庁といたしましても、現地のニーズを把握をし、被災地の復興のための交通施策について、引き続き国土交通省としっかりと連携をして進めてまいりたいというふうに思っております。
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奥村政佳(立憲)
ありがとうございます。
本当に、大臣が被災地に是非来てくださいとおっしゃって、その被災地が行きたいけど行きづらいという状況じゃやっぱり困ると思います。令和六年能登半島地震を始め、将来の大規模災害からの復興に生かしてまいりますと所信でも述べておられましたけれども、そういうことも是非生きてくると思いますので、よろしくお願い申し上げます。
では、次の質問に移りたいと思います。
原子力災害の影響が続く福島県における処理水放水と水産業の支援について伺いたいと思います。
所信でも水産業を守る政策パッケージ等に基づき支援に当たるというふうに述べられておりました…
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53宮宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官
お答え申し上げます。
今御質問いただきました件につきましては、中国等による日本産水産物の輸入規制措置に伴いまして、ホタテやナマコの輸出を取り扱う事業者の方々などにおいて損害が生じております。
こうした損害に対する賠償に関しましては、事業者の方々からの請求の後に、東京電力の方で必要な証票などを確認の上、できるだけ速やかな支払手続に努めていると伺っております。
現在の実績といたしましては、本年十二月十八日時点でございますが、東京電力の方から約四百件、約五百億円の損害賠償を支払っていると承知をいたしております。
引き続き、被害の実態に見合った必要十分な…
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