お答え申し上げます。
先ほど財務大臣から御答弁申し上げました六十年償還ルールの下で、日本では債務償還費を歳出に計上しております。こうした減債制度があるのが日本だけではないかという御指摘かというふうに存じますけれども、主要先進国、G5、EUにおいては、六十年償還ルールのような、償還財源の確保に関して毎年度適用される特別の制度はないと承知をしております。
他方で、これらの国においては、財政規律維持に関する基準などを法律等において規定しており、また、債務残高対GDP比も日本よりはるかに低い水準にあるものというふうに承知しております。
国際比較に当たっては、こうした財政規律維持に関する枠組み全体、あるいは債務残高対GDP比の動向を見る必要があるというふうに考えております。
なお、他の主要先進諸国におきましても、先ほど申し上げたような特別な減債制度はないというふうに申し上げたとおりでございますけれども、債務の償還及び借換えは適宜行っておりまして、債務償還に関するルールがある国も存在しているというふうに承知をしております。
279
高井崇志(れいわ)
この文書にはそんな前提は何も書いていないですよ。
それから、当時と今は違うとおっしゃいますけれども、これは明らかに、そういう経済学の理論、学説を財務省は主張しているんです。これは世界でも主流の経済学ですよ。ギリシャの国債が債務不履行になったのは、あれは自国通貨でなくてユーロだったからです。日本のように自国通貨、円で発行する国債のデフォルトはあり得ません。
経済学を全く勉強していないテレビのコメンテーターとか有識者と呼ばれる人が物知り顔で、日本の政府債務残高が一千兆円を超えた、GDPの二倍を超えるのは世界最悪の水準だ、このままでは財政が破綻するみたいな…
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280宇宇波弘貴財務省主計局長
お答え申し上げます。
今御指摘いただきました政府純利払い費対GDP比、今御説明があったように、政府の支払い利子と、それから受取利子との差分、これのGDPに対する比率であると承知しておりますけれども、今資料でお示しがあったように、比較可能な二〇二二年のOECDのデータで他国と比較いたしますと、我が国はG7の中では二番目に低い数字となっておりますが、数字は〇・二八%の支払い超過、すなわち、プライマリーバランスの赤字に加えて、この点においても財政赤字の要因となっております。
また、我が国の純利払い費を議論する場合には、これまで、既に債務残高対GDP比が世界…
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281
高井崇志(れいわ)
これは日本でも、経団連でもそういう、これを指標にすべきだというレポートが出ています。自民党の中でこれを主張している議員、たくさんいますよ。債務残高しか言わないじゃないですか、財務省は。債務残高は確かに多いんですよ。だけれども、それだけの指標で言うのはやめていただきたい。
それから、もう一つおかしいのがあります。
資料二十一。国債の債務償還費です。この円グラフは今年度の我が国の一般会計歳出ですけれども、社会保障費三三%の次に多いのが国債費二四%ですが、この国債費の中の六割を債務償還費というのが占めていますけれども、この債務償還費を計上している国は、日本…
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- (上の発言)
282宇宇波弘貴財務省主計局長
お答え申し上げます。
先ほど財務大臣から御答弁申し上げました六十年償還ルールの下で、日本では債務償還費を歳出に計上しております。こうした減債制度があるのが日本だけではないかという御指摘かというふうに存じますけれども、主要先進国、G5、EUにおいては、六十年償還ルールのような、償還財源の確保に関して毎年度適用される特別の制度はないと承知をしております。
他方で、これらの国においては、財政規律維持に関する基準などを法律等において規定しており、また、債務残高対GDP比も日本よりはるかに低い水準にあるものというふうに承知しております。
国際比較に当たっては、こうした財政規律維持に関する枠組み全体、あるいは債務残高対GDP比の動向を見る必要があるというふうに考えております。
なお、他の主要先進諸国におきましても、先ほど申し上げたような特別な減債制度はないというふうに申し上げたとおりでございますけれども、債務の償還及び借換えは適宜行っておりまして、債務償還に関するルールがある国も存在しているというふうに承知をしております。
283
高井崇志(れいわ)
今、ごまかして、主要先進国ではないと言いましたけれども、世界でもないでしょう。あったら言いますよ。事務方に聞いても、首をかしげるというか、無言になるんですよ。財務省が調べられないわけがないじゃないですか。だから、ないんですよ、世界各国で。
これを見てくださいよ。こんなに債務償還費というのは一般歳出に占めているんですよ。これによって国債費がすごく多いから、日本の財政は大変だ、だからもう緊縮財政しなきゃいけないと言いますけれども、こんなのはやはり財務省のだましのテクニックだと思いますよ。
何で財務省がこんなに財政健全化ばかり言うのかは、私は財務省陰謀論に…
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284
石破茂(自民)内閣総理大臣
恐縮です。
御所論には賛成いたしかねます。
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285
高井崇志(れいわ)
これだけ一生懸命説明しても、その答えは、やはり税を財源としか考えていない、本当に、経済学の理論を全く理解していない。これはもう総理を誰がやっても一緒ということですよね。
では、ちょっと角度を変えて。
資料二十五。百三万円の壁、随分議論になっていますけれども、これは所得控除ですけれども、高所得者ほど恩恵が多い制度なんですよ。ヨーロッパでは、ここにありますとおり、これは財務省の、諮問機関の税制調査会の資料ですけれども、もう一九九〇年代にはより公平な税額控除方式に変更しています。つまり、所得控除よりも、ここで言うヨーロッパのゼロ税率とか税額控除の方がより効…
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