公明党の佐々木雅文です。
本日は、参考人の先生方におかれましては、御多用のところにもかかわらず、また遠いところにもかかわらずお運びをいただきましたこと、また貴重なお話を頂戴いたしましたこと、心より御礼と感謝を申し上げます。
現在、議題となっていますこの防災庁設置法案でありますけれども、この防災庁は、大規模災害に対する事前防災を推進するということが大きな目的の一つとなっております。私も、この災害発生後に救えなかった命という言葉をなくしていくためにも事前防災に注力していくということが大変重要であると、このように考えております。
これまでも、国や各自治体の皆さん、また各団体、企業のお取組もございまして、この防災への知識であったり、またハザードマップなども一定程度普及してきたところかと思います。
他方で、家具などの転倒防止実施率であったりとか感震ブレーカーの設置率などの対策は、これも引き続き一〇〇%にしていかなければなりませんし、また津波も発災後十分で避難開始できるようにする、こうしたことが実現していけば、先ほどもお話ありましたが、直接死、死者数を大きく減らしていくことにつながっていくというふうに思います。
こうした防災、減災のための行動に実際に結び付かなければ現状は変えられないと思いますが、そのためにも行動変容を起こしていく必要があると思います。
それに加えて、正しい情報を提供することだけではなくて、具体的な介入を伴う仕組みをつくっていくということが意義があるものではないかというふうに思っております。例えば、地域住民の方と直接接する機会の多い民生委員の方であったり、地域包括支援センターや社協の皆さんなどの福祉職の方々を始めとした皆さんに、この災害直接死を防ぐための先ほどの具体的な方法を声掛けする人材を養成していくことであったりを通しまして、意識の醸成と行動変容の具体的な取組をするということが考えられるのではないかと思います。
先ほど、三名の参考人の先生方からは、この地域や人への具体的なアプローチを取り組まれているお話を伺わせていただきましたけれども、こうした行動変容に結び付く働きかけであったり、また人材の育成につきまして、改めてそれぞれ御知見を御教示いただければと思います。
40原原田秀一(国民)
貴重な御意見ありがとうございました。
次に、栗田参考人にお伺いいたします。
時間がないので簡単に質問させていただきますが、ボランティアというのが、ますますこの時代、これからもですけれども、地方の消防団の方とかは非常に人数が減ってきている状況の中で、ボランティアの方が防災を手伝っていただく、そこがもう主要な戦力になっていくというのが非常に重大な、ますます重大になっているというところであるんですけれども、そのそういったボランティアの方とNPOの方について、そこも防災庁が何らかの支援なり発災時の連携なりというところでやる必要があるのかと思っているんですが、…
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41栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
ありがとうございます。
まず、ボランティア、ボランティア精神をやっぱり国民全体で上げていかなきゃいけないというのがあって、私は、災害時にそういうボランティア活動を始めるということ、ボランティア活動を始める方はたくさんいらっしゃるので、何かボランティアというとちょっと垣根が高いというか、ちょっと飛び込んでいくには、だから、老人ホームに行ってみましょうとかそういう話にならないので、やっぱり災害現場というのはそういう少し気軽にみんな行きやすいというイメージを持って、そういうムードをどんどん広げていくべきだなと、そういうボランタリー精神の、それでもうそこを自分…
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42原原田秀一(国民)
貴重な御意見ありがとうございました。また私もしっかり勉強して、これからの防災庁、しっかりと質疑もして支援していきたいというふうに思っておりますので、時間が参りましたので質問を終わります。
ありがとうございました。
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- (上の発言)
43佐佐々木雅文(公明)
公明党の佐々木雅文です。
本日は、参考人の先生方におかれましては、御多用のところにもかかわらず、また遠いところにもかかわらずお運びをいただきましたこと、また貴重なお話を頂戴いたしましたこと、心より御礼と感謝を申し上げます。
現在、議題となっていますこの防災庁設置法案でありますけれども、この防災庁は、大規模災害に対する事前防災を推進するということが大きな目的の一つとなっております。私も、この災害発生後に救えなかった命という言葉をなくしていくためにも事前防災に注力していくということが大変重要であると、このように考えております。
これまでも、国や各自治体の皆さん、また各団体、企業のお取組もございまして、この防災への知識であったり、またハザードマップなども一定程度普及してきたところかと思います。
他方で、家具などの転倒防止実施率であったりとか感震ブレーカーの設置率などの対策は、これも引き続き一〇〇%にしていかなければなりませんし、また津波も発災後十分で避難開始できるようにする、こうしたことが実現していけば、先ほどもお話ありましたが、直接死、死者数を大きく減らしていくことにつながっていくというふうに思います。
こうした防災、減災のための行動に実際に結び付かなければ現状は変えられないと思いますが、そのためにも行動変容を起こしていく必要があると思います。
それに加えて、正しい情報を提供することだけではなくて、具体的な介入を伴う仕組みをつくっていくということが意義があるものではないかというふうに思っております。例えば、地域住民の方と直接接する機会の多い民生委員の方であったり、地域包括支援センターや社協の皆さんなどの福祉職の方々を始めとした皆さんに、この災害直接死を防ぐための先ほどの具体的な方法を声掛けする人材を養成していくことであったりを通しまして、意識の醸成と行動変容の具体的な取組をするということが考えられるのではないかと思います。
先ほど、三名の参考人の先生方からは、この地域や人への具体的なアプローチを取り組まれているお話を伺わせていただきましたけれども、こうした行動変容に結び付く働きかけであったり、また人材の育成につきまして、改めてそれぞれ御知見を御教示いただければと思います。
44沼沼田宗純東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター副センター長・准教授
御質問ありがとうございます。
その事前防災についてですけれども、私は、一番やっぱり防災庁ができて期待したいなというのは土地利用で、やはり、防災対策で事前に津波を守るために防潮堤を建設しましょうとか、さっきの津波避難タワーとか、ああいうものって寿命があるんですよね。コンクリートも、ちゃんとメンテナンスしても、まあもっても百年、百年もたないものも多いと思います。そのときに、やはり土地利用をどういうふうに進めるのかというのは大きなテーマだと思います。やはり、危ないところに住んでいて安全な場所に住むというのは、多分、日本人で普通に防災教育を少しでも勉強していた…
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45大大西勝也高知県黒潮町長
行動変容についての御質問がございました。
今まさに内閣府の方でこの行動変容、国民の主体性醸成あるいは行動変容をどう起こすのかという勉強会がございまして、そこに参加をさせていただいておりますが、結論から言いますと、大変難しい問題です。少し例を出させていただきますと、例えば、発生頻度の高い土砂災害であったり、逃げていれば助かったのに避難行動を取れていなかったばっかりに残念ながら命を落とされたというケースが度々報道でもございますように、避難行動をどう促すのかというのは大きなテーマです。
ただ、冷静に考えてみますと、例えば、自分はもう五十年以上、人生生きてき…
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46栗栗田暢之特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク代表理事
私は、今、黒潮町長言われたように、命というところがベースになるというふうに思っていて、それは皆さん同じだと思うんですけれども。
でも、その命を守るフェーズって二つあると思っていまして、一つは、事前防災によって防げる命。いわゆる阪神大震災とか今回の能登半島地震でも、多くの方が古い木造家屋の倒壊であったり、室内の安全対策であったり、東日本大震災、これから訪れる南海トラフもそうですが、溺死が九割超えた。こういうことで、事前に耐震化を図っていくとか事前にやっぱり避難訓練を徹底して早期避難をしないともう難しいというようなことが過去の災害の事例。ところが、そのもう…
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