松尾豪合同会社エネルギー経済社会研究所代表

2026年3月24日・第221回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 229 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

ありがとうございます。

これは非常に難しい御質問かなと思っておりまして、これは原油と電力ではまた事情が違うと感じております。

電力については、どちらかというと、今現状止まっているのは、LNGの調達におけるホルムズ依存度というのは五%でございますし、これをちょっと推定で電源構成で見てみますと、全体、これ再エネとか原子力も入れてですね、全体の正直二%ぐらいかなと感じております。

その観点では、これ夏は何とかなるところは非常に大きいんだろうと感じておりますが、冬まで差しかかるかどうかというのは一つ私は注目しているポイントでございまして、冬まで行くと少しちょっと心配になってくるところがあるかなと感じております。これは、冬の前になってくると、恐らくヨーロッパと、あと中国や台湾等とこれLNGの取り合いになることが改めて秋口に起きる可能性がございますので、ここは少しリスクだと感じているところでございます。

原油については、またちょっと事情が違うと思っております。これは、どちらかというと備蓄がどれだけ減少していくかによるところが大きいと思っております。原油は、やはり油田は一回止めてしまうと、これ一か月以上再開に掛かる可能性がございます。また、公海にも、今、二月二十八日に最後、二十七日ですね、にホルムズ海峡を通過した船が、三月の二十日だったと記憶していますけれども、最後に船が到着したということですから、ちょっと長く見て一か月を見なくてはいけない。これらを考えると、二か月のリードタイムは最低持たなくてはいけないと感じております。

どのタイミングでどれだけの節約をするかというのは極めて難しい判断が必要になると思いますが、最後のお尻は、二か月余裕を見て、三か月くらいは少しちょっと余裕を見ておきたいなと、このように感じております。

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