宮家邦彦キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問

2026年3月24日・第221回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 212 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

中国にとって日中関係というのは米中関係とは若干違う見方をしていると思います。

彼らにとって戦略的な対立の相手はアメリカですから、米中関係が一番重要。逆に言いますと、こういう言い方はしてはいけないかもしれませんけど、日中関係というのはもしかしたら米中関係の従属変数である場合があるんです。つまり、中国から見た場合に、米中関係がうまくいっていれば、日本はどうでもいいとは言いませんけど、プライオリティーは低いんです。米中関係が悪いときには、今度は日米を引き離そうとして日本に対してアプローチをしてくると。それの大体繰り返しだと私は見ています。

〔理事長谷川岳君退席、委員長着席〕

今は米中関係は余り良くない状況ですから、日本に対して厳しく出るのは当然だと思いますけれども、それに一つ一つ一喜一憂してはいけないと思います。やはり我々の国益は、もちろん、近隣国との友好関係というのももちろん大事ですけれども、やはり我々の領土ないし我々の国民の生命、財産が脅かされないというのが一番の基本でありますから、そのようなことをする国に対してはやはりある程度の対処をしていかなければいけない。そこで抑止と対話の使い分けというふうになっていくんだろうと思っています。

前後のやりとり

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