会田卓司クレディ・アグリコル証券会社東京支店チーフエコノミスト

2026年3月24日・第221回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

ありがとうございます。

ネットの資金需要をマイナス五%にどれぐらいのスピードで持っていくのかによって、短期的な名目成長率が当然三パーを超えるということもあり得ますし、又は、需給ギャップを二まで持ち上げるということで、今、ゼロから二ですから、一気に二まで持ち上げてしまえば当然名目成長率は三を超えるということになるので、どのぐらいのスピードで持っていくのかというところはこれは検討の余地があると思います。

ネットの資金需要マイナス五がちょうどいいと申しましたが、ただ、ネットの資金需要を拡大する財政拡大を行うと、金利が急騰してトラス・ショックのようなことが起こるという考え方もあるわけですね。

では、トラス・ショックが起こったイギリスを見ますと、十九ページ目、御覧いただきたいと思います、十九ページ目に、インフレが高騰した米国、トラス・ショックが起こった英国のネットの資金需要があります。もう一目瞭然ですね。マイナス一五までやった。これはやり過ぎだということです。

日本はネットの資金需要ないわけですから、トラス・ショックのようなことが起こることは考えにくいわけです。ですから、ネットの資金需要をマイナス五ぐらいまでにしておきましょうというのがある意味で財政規律でもあるわけですね、これが責任ある積極財政の考え方。どこまでそれを早く持っていくかというところは検討の余地があるんだと思います。

前後のやりとり

75の発言を見る

83の発言を見る