今、御紹介といいますか、いただきました返還利率の上昇幅を制限するという仕組みの御提案でありますけれども、返還期間中に利率が上昇し得る利率見直し方式についてのことと存じます。その御提案につきましては、理論的な可能性を否定するものではありません。
一方で、有利子奨学金の返還には利率固定方式と利率見直し方式がありますが、利率見直し方式は、返還期間中に利率が変動するため、将来の返還負担が予見し難い反面、返還開始時の利率が低く設定されるのに対しまして、利率固定方式は、返還終了までの一定利率で返還が可能となるため、将来の返還負担が予見できる反面、返還開始時の利率が高く設定されるという特徴を有しておりまして、この特徴を前提といたしまして利用者にどちらかの返還方式を選択いただいているところであります。このように、借入金に関しましては、一般的に、将来の返還負担の予見可能性と返還利率がトレードオフの関係にありまして、利率固定方式と利率見直し方式の利率もこうした関係の中で設定をされているものであります。
現在の仕組みにおきましても、三%を超える利子は原則国が負担するという上限を設定しているほか、経済的な理由により返還が困難な方には一定期間返還を猶予する制度でありますとか、月々の返還額を減額する制度を御利用いただけることとなっておりまして、まずはこれらの仕組みを十分に活用をしていただくことが重要であります。その上で、文部科学省として、返還負担軽減の方策につきまして不断の見直しを図ってまいりたい、そのように考えております。
31
斎藤嘉隆(立憲)
今、一・九%とおっしゃった。
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32合合田哲雄文部科学省高等教育局長
これは、直近という二つ意味があると存じまして、一つは、この本年六月に、これが直近という意味で申し上げておりますが、有利子奨学金の貸与を終了された方、つまり学びを終了された方という意味でございますが、これの利率見直し方式の返還利率が一・九%と申し上げたところでございます。
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斎藤嘉隆(立憲)
これ、先ほどの五年ごとの見直しというのは変動幅というのがやっぱりちょっと大き過ぎると思うんですよ。
ちょっと御提案なんですけど、これ、例えば上昇幅に制限を、一定の、持たせるような、上昇キャップ制みたいなのを何か導入できないんでしょうか。例えば前年度比で〇・五%未満にするとか、これ、十分、現行法上でも十分対応可能だというふうに思うんですけど、この点についてはいかがでしょうか。
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- (上の発言)
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松本洋平(自民)文部科学大臣
今、御紹介といいますか、いただきました返還利率の上昇幅を制限するという仕組みの御提案でありますけれども、返還期間中に利率が上昇し得る利率見直し方式についてのことと存じます。その御提案につきましては、理論的な可能性を否定するものではありません。
一方で、有利子奨学金の返還には利率固定方式と利率見直し方式がありますが、利率見直し方式は、返還期間中に利率が変動するため、将来の返還負担が予見し難い反面、返還開始時の利率が低く設定されるのに対しまして、利率固定方式は、返還終了までの一定利率で返還が可能となるため、将来の返還負担が予見できる反面、返還開始時の利率が高く設定されるという特徴を有しておりまして、この特徴を前提といたしまして利用者にどちらかの返還方式を選択いただいているところであります。このように、借入金に関しましては、一般的に、将来の返還負担の予見可能性と返還利率がトレードオフの関係にありまして、利率固定方式と利率見直し方式の利率もこうした関係の中で設定をされているものであります。
現在の仕組みにおきましても、三%を超える利子は原則国が負担するという上限を設定しているほか、経済的な理由により返還が困難な方には一定期間返還を猶予する制度でありますとか、月々の返還額を減額する制度を御利用いただけることとなっておりまして、まずはこれらの仕組みを十分に活用をしていただくことが重要であります。その上で、文部科学省として、返還負担軽減の方策につきまして不断の見直しを図ってまいりたい、そのように考えております。
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斎藤嘉隆(立憲)
今、利子補給の話が大臣からありましたけれど、三%を返還利率が上回ることはないですよね。三%が上限なんですね。ところが、現実的に、金利の上昇によって三%を超えることはあるんですよ。今も、あるものは二・九二二%ですから、もう間もなく三パー、上限の三%に達するような状況なんですね。
それで、三%を超えて例えば三・五%になったら、この〇・五%分というのは、税でこれは補給をするんですよね、税で補給をすることになっています。だったら、これ考え方の問題で、この三%という枠をもう少し下げることはできないんでしょうか。今の大変金利が高い状況の中で、二・五にするとか二%に…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
今御紹介をいただきましたとおり、三%を超える部分につきましては国が負担をするということで、それ以上、実際に借りている方々に負担を求めないという制度にしているところであります。今おっしゃられているとおり、金利が今上昇をしている局面であります。我々といたしましては、まずはこの仕組みをしっかりと維持をいたしまして、引き続き、利用者の利払いが過重なものとならないように配慮してまいりたい、そのように考えております。
さらに、返還負担の軽減につきましては、給付型奨学金の拡充に加えまして、月々の返還額を減額する制度、また企業などによる代理返還制度、こうしたものもある…
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斎藤嘉隆(立憲)
奨学金の金利が住宅ローンを上回るような状況は私は異常だというふうに思います。
早急な対応をお願いして、質問を終わりたいと思います。
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