直近の二〇二六年の農業構造動態調査によりますと、基幹的農業従事者数は初めて百万人を割り込み、九十八・七万人となりました。
この基幹的農業従事者数の減少は個人経営体の減少を意味しておりまして、これは基本的には高齢者のリタイアなどによるものと理解をしております。一方で、雇用と農地の受皿となる法人経営体数は年々増加しているほか、農業法人などの従業員や役員、構成員数も増加をしているところであります。
今後も高齢化の進展により基幹的農業従事者が減少することが見込まれますが、農業を、他産業よりも魅力があり、稼げる産業にする取組を進めるとともに、地域の農業生産、そしてこの国の食料供給力をしっかりと維持発展できるよう、既存の担い手の経営発展の支援や新規就農、新規参入の促進などを通じて、担い手の育成、確保を図ってまいりたいというふうに思います。
そして、やはり私としてこれはかなり重要だと思っているのは、ここから、この今回の調査もそうなんですけれども、人は一年一年、年を取りますので、いつかそれは、その方自体は引退をするということになろうかと思います。そうした際にも、そのリタイアされる方々の農地をしっかりと地域で引き受けてもらえるようにするということが何よりも我が国の食料安全保障上大事だというふうに考えておりまして、地域計画を核とした農地の集約化や大区画化を進めるとともに、担い手の規模拡大などに必要な機械、施設導入の支援などの取組を現場現場でしっかりと着実に実施をしてまいりたいと考えております。
32
横沢高徳(立憲)
それで、現場からは、このまま資材やコストの値上がりが続き、米の価格が下がる状況でいくと、離農する人がより増えるのではないかという不安が現場には強くあります。国としてこの現場の不安をどう払拭していくのかが非常に重要だと考えます。
また、当時の小泉農水大臣は、価格にはコミットしないと言いながらも、じゃぶじゃぶにしていかなければいけないと、でなければ価格は下がらないと、参議院選挙前に備蓄米をがんがん放出しました。今まさに、そのじゃぶじゃぶ作戦の副作用が起こってしまっているんではないかというふうに考えます。
現場の不安を払拭するためにも国のかじ取りが非常に重…
この発言のページ
33
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
まさに今先生からは、多分国の備蓄米の買戻しの件をふわっと聞いていただいたんだというふうに思いますけれども、今この状況もよく踏まえて、私としては適切に判断させていただきたいというふうに思っております。
この発言のページ
34
横沢高徳(立憲)
ありがとうございます。適切に判断していただくという答弁いただきました。よろしくお願いいたします。
それでは次に、ちょっと担い手について伺います。
先日、基幹的農業従事者の数が初めて百万人を下回り、約九十八万七千人というデータが発表されました。まずは、この推移と背景についてどう捉えているのか、お伺いをいたします。
この発言のページ
- (上の発言)
35
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
直近の二〇二六年の農業構造動態調査によりますと、基幹的農業従事者数は初めて百万人を割り込み、九十八・七万人となりました。
この基幹的農業従事者数の減少は個人経営体の減少を意味しておりまして、これは基本的には高齢者のリタイアなどによるものと理解をしております。一方で、雇用と農地の受皿となる法人経営体数は年々増加しているほか、農業法人などの従業員や役員、構成員数も増加をしているところであります。
今後も高齢化の進展により基幹的農業従事者が減少することが見込まれますが、農業を、他産業よりも魅力があり、稼げる産業にする取組を進めるとともに、地域の農業生産、そしてこの国の食料供給力をしっかりと維持発展できるよう、既存の担い手の経営発展の支援や新規就農、新規参入の促進などを通じて、担い手の育成、確保を図ってまいりたいというふうに思います。
そして、やはり私としてこれはかなり重要だと思っているのは、ここから、この今回の調査もそうなんですけれども、人は一年一年、年を取りますので、いつかそれは、その方自体は引退をするということになろうかと思います。そうした際にも、そのリタイアされる方々の農地をしっかりと地域で引き受けてもらえるようにするということが何よりも我が国の食料安全保障上大事だというふうに考えておりまして、地域計画を核とした農地の集約化や大区画化を進めるとともに、担い手の規模拡大などに必要な機械、施設導入の支援などの取組を現場現場でしっかりと着実に実施をしてまいりたいと考えております。
36
横沢高徳(立憲)
大臣、ありがとうございます。今大臣から大事だという答弁をいただきました、地域の農地をつないでいく。
次に、やっぱりつないでいく担い手に対して、新規就農者に対する国の取組について質問したいんですが、日本のおいしいお米、野菜、国民の皆様の命の源の食料を作ってくれている生産者の約八割は六十代、七十代、今大臣も引退されていくという話がありました。その引退した後、誰が日本の食料を守っていくのか、非常に重要な課題です。国として新規就農者へ対する支援は行ってきましたが、なかなか結果につながってこなかったというのが現状ではなかったのではないでしょうか。
三月の本委員…
この発言のページ
37
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
まさに今、私、さっきの答弁でも申し上げましたが、リタイアされる方々の農地をしっかりと地域で引き受けていただける、これ、地域でというのは、今いる地域の方もそうですし、ある種まとまっていれば外から新規参入でということもあり得ると思います。
様々なことを、いろんな、この農地バンクも含めて仕組みは現状としてあるわけですが、それが要は本当に理想どおり機能しているかといえばそうでない現実もあって、各都道府県では今いい事例も出てきているところでありますので、そうした事例なんかもよく参考にしながら、一つでもその大切な農地、食料供給力の基盤である農地が次の世代に引き継が…
この発言のページ
38
横沢高徳(立憲)
答弁ありがとうございます。
以前の本委員会でも新規就農者の質問したところ、大臣が、何がベストなのかという観点を持ってよく考えさせていただきたいという答弁をいただいております。
例えば、自衛官を退職された方など、セカンドキャリアとして農業に従事するなどの提言を小泉前農水大臣に当時質問したところ、防衛大臣になって防衛省と農水省の担い手の取組が進められています。
自衛官のみならず、公務員や、都市部から地方に戻って農業をやってみようと考えている方など、四十九歳、今キャップ掛かっていますけど、以上でも、段階的な担い手支援策を進めていくべきだと考えますが、この…
この発言のページ