北村滋北村エコノミックセキュリティ合同会社CEO/元国家安全保障局長・内閣特別顧問/元内閣情報官

2026年5月19日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

まず、人材の育成でございますけれども、これ非常に一つの難しい問題だということを申し上げておきたいと思いますが、ただ、一つの学校をつくればそれでいいのかということでは全然なくて、例えばそのシグナルインテリジェンス、イメジェリーインテリジェンス、それからヒューミント、それから電子戦も含めてということになってくると思いますが、やはりそれぞれのかなりのインテリジェンスというか、その見えない分野における専門知識といったものはかなり高度なものが要求されているということでありますので、そういった意味で、そういった専門知識は、現時点はそれぞれの機関機関において、オン・ザ・ジョブ・トレーニングという言い方はちょっと古いのかもしれませんが、そういった形で養成されているということだろうと思います。

ただ、若干足りていない分野は、やはりその海外における情報活動について、先ほどから御指摘ございましたけれども、いかに安全を守るのかというための様々な方策については、そういった形の実地の訓練といったものが十分できていないかなという気が私はしております。

いずれにいたしましても、それぞれの、これも先ほどから話が出ていますが、各インテリジェンスコミュニティーを形成するそれぞれの機関は、それぞれの特徴があってそれぞれの情報収集をしているということでありますから、今までもそのインテリジェンスについて人材養成がされていないかと、それはそんなことはなくて、それぞれのところで一生懸命やられているということでありますが、更に言えば、やはり全体的な、我が国の情報政策全体についての方針といったものをどういった形で伝えていくかという意味において、上部の養成機関のようなものをつくるというのは一つの考え方かなと個人的には思っております。

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