三月二十六日に経済財政諮問会議でオリビエ・ブランシャール教授とケネス・ロゴフ教授をお呼びして、この経済財政運営についてお話を聞いて議論が行われたということで、ブランシャール教授は翌日、私の部屋の方にも来ていただいて、一時間弱ほどお話もさせていただきました。
まず、諮問会議の場で教授がおっしゃったことの中には、財政運営については、経済の不確実性や債務残高対GDP比を踏まえつつ、機械的なルールを持つよりも信頼に足る中期の道筋を示すことが重要ということを強調されたと。これは、我々も同じようなことを考えているわけですから。また、公的投資については、歳出と想定される歳入の関係性を透明化し、投資予算は別枠管理することが重要と。これも、これからの予算改革の中にも入っておりますし。また、世界的に金利が高まり、不安定化が進む中で、金利上昇に備えたリスク管理が大切と。これも日々マーケットの信認ということを非常に強調しておりますので、我々としてはいい御示唆をいただけたなと思っております。
まさに、この日々の市場動向や経済指標を常に十分注視して責任ある積極財政を行っていくということ、これが我々の経済財政運営の基本線でございますので、いただいた御意見も十分踏まえて、今後とも、債務残高の対GDP比の安定的な引下げに向けて、具体的な指標も明確にしつつ、今年の骨太の方針の策定に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。
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宮本周司(自民)
時間が来ておりますので、おまとめください。
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江原くみ子(国民)
はい。
今回は若者とNISAについて取り上げましたけれども、老後の資産という意味では、iDeCoや今回のこどもNISAなどもあります。いずれの制度も、普及の先にあるのは国民一人一人が安心できる生活です。その視点に立った政策運営を求め、質疑を終わります。
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71原原田秀一(国民)
国民民主党・新緑風会の原田秀一です。本日もよろしくお願いいたします。
昨日、議事要旨が公開されました三月二十六日の経済財政諮問会議について質問します。
諮問会議では、元IMFチーフエコノミストのブランシャールMIT名誉教授から、日本の財政政策について示唆に富む提言がありました。低金利下での既発債の影響で、現時点の金利、rと経済成長、gの関係から債務残高GDPを低下させるのは容易である、一方で、今後は世界的に中立金利が上昇し、rとgの差が縮小する、よって五年後にプライマリーバランス均衡を目指す必要があるとの提言です。
大臣は先日のブランシャール教授の…
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- (上の発言)
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
三月二十六日に経済財政諮問会議でオリビエ・ブランシャール教授とケネス・ロゴフ教授をお呼びして、この経済財政運営についてお話を聞いて議論が行われたということで、ブランシャール教授は翌日、私の部屋の方にも来ていただいて、一時間弱ほどお話もさせていただきました。
まず、諮問会議の場で教授がおっしゃったことの中には、財政運営については、経済の不確実性や債務残高対GDP比を踏まえつつ、機械的なルールを持つよりも信頼に足る中期の道筋を示すことが重要ということを強調されたと。これは、我々も同じようなことを考えているわけですから。また、公的投資については、歳出と想定される歳入の関係性を透明化し、投資予算は別枠管理することが重要と。これも、これからの予算改革の中にも入っておりますし。また、世界的に金利が高まり、不安定化が進む中で、金利上昇に備えたリスク管理が大切と。これも日々マーケットの信認ということを非常に強調しておりますので、我々としてはいい御示唆をいただけたなと思っております。
まさに、この日々の市場動向や経済指標を常に十分注視して責任ある積極財政を行っていくということ、これが我々の経済財政運営の基本線でございますので、いただいた御意見も十分踏まえて、今後とも、債務残高の対GDP比の安定的な引下げに向けて、具体的な指標も明確にしつつ、今年の骨太の方針の策定に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。
73原原田秀一(国民)
ありがとうございます。
ブランシャール教授の資料四ページでは、政府の債務管理において、債務の満期構成には日銀の当座預金も含めて考える必要があるとの指摘があります。ブランシャール教授は、著書「二十一世紀の財政政策」の中で、量的緩和による国債の買入れは統合政府全体で見れば債務の極端な短期化を招いていると警鐘を鳴らしています。実質的に政府と中央銀行を統合政府として捉え、日銀当座預金を期間ゼロの超短期債務とみなすべきとの議論です。
財務大臣として、この視点をどう評価されているかをお聞かせください。
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
この件についてはそれ以上のやり取りを私もしていないので、御著書は私もいただいたんですけど、多分、委員がお持ちのものと同じなものかなと思いますけれども、日本語になったやつですね。
政府と日本銀行のバランスシートを連結した、いわゆる統合政府という考え方が前提となっているものだと思いますが、この点につきましては、日本銀行が金融政策を行う上での自主性にちょっといろいろ問題とか疑義を生じさせることになりかねないので、またそれから、つまるところ、この財政ファイナンスを狙っているのではないかといった誤解も生じるおそれがあるので、私どもとしては、統合政府の考え方を前提…
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75原原田秀一(国民)
ありがとうございます。
先日の、統合政府で見れば債務の極端な短期化を招いているとの考えから、ブランシャール教授はより長期の国債を多く発行しておくべきだとも提言をされています。
現在の債務管理政策において、この期間の長期化を更に推し進める考えはありますでしょうか。大臣のお考えをお聞かせください。
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