小塩隆士一橋大学社会科学高等研究院特任教授

2026年5月20日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 94 発言)

ありがとうございます。

事前に先生方にお配りした資料の中で、働いたら健康面でどういう影響があるかという説明をさせていただきました。

その中で、先生が御指摘のように、プラスの面もあるんですけど、マイナスの面もあります。やっぱり、フルタイムで働くと、確かに健康面で全体的にはプラスなんですけど、やっぱりメンタル面でちょっと問題があるというところあります。例えば、元部下だった者に使われるとか、若い人にどんどん指示されるという、いろんな面があって、メンタル面でいろいろ問題あるというのはそのとおりなんですね。それを軽減するためには、やっぱり柔軟な働き方というのがあっていいんじゃないかなという、そういうお話をさせていただいたところです。

実際に、私、別の調査で確認できるんですけど、社会参加活動をしている人たち、そういう人たちは結構メンタルヘルスの面でいいことが、いい傾向が見られます。そういうのを考えると、やっぱり働き方が多様であった方がいいんじゃないかなというような気はいたします。

だから、それをサポートするその社会の仕組みというのが必要だろうと思うんですね。フルタイムからパートタイムに移ることによって、例えば社会保障の負担の在り方がちょっと不利になっちゃうとか、あるいはその社会保障のベネフィットを受けるときも不利になるというのがまずいということで、働き方、社会全体の税、社会、税とか社会保障の仕組みも働き方に中立的であるように改める必要があるというふうに私は思います。

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