ありがとうございます。
県の役割なんですが、従来的な県の役割というのは御承知のとおり市町村を補完するというのが非常に大きな役割なんですけれども、ただ、市町村と県の財政規模ってやっぱり相当違っているので、国から県を通じて市町村の方に補助金などが流れる場合が多いんですね。ともすると、やはり、何というんですかね、市町村の方からしょっちゅうお叱りいただくんですが、上から目線的に県が振る舞うと。もうその県、挟まぬでくれというのがあちこちで出てくるぐらいの、実態、そういうことがあちこちで聞こえてきているわけです。
これからはもうそういうことすら言えないぐらいに両方とも大変な状況になってくるということがあるので、一方で、私は、特に小規模、これは市も含めて、非常に小さい市も出てきますので、そこでの県の役割というのは、もう完全に従来市町村がやっていたことと同じことを丁寧に県がやっていくということが必要になりますし、かなり大きな地域であれば従来の地方圏の中の二層制は維持できると思いますけれども、考え方は大幅にやっぱりそこも変えないと、いずれはさきの方の、前に申し上げた方に変わっていくわけですから。
そうすると、あとは時間軸の問題があって、本当に究極的には県を一層制にする話も今日の最初の方でございましたけれども、そんな時代もやがては来るかもしれませんが、当面はやはり県が市町村を相当丁寧に今まで以上に補完するということで、私の中でも、市町村ごとに分かれているところが県の責務で市町村が広域で連携するような、そういう事務を付加したものがございますが、都道府県が広域化の推進を担うということで、十ページなんかはまさにそういうことなんですけれども、当面、私はこういった、十ページの消防ですとかそういうところで例書いていますが、そういうことをこれから都道府県も徹底するということが都道府県の役割として非常に重要ではないかと、こんなふうに思います。
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山本佐知子(自民)
そうしますと、いわゆるコンパクトシティーの考え方になるのか、一方で、やはりなかなか、過疎地、移動する、この住居を移動するのがやっぱり難しい地域もたくさんある中で、自治体は今知恵を絞っているわけでありますけれども、そういう地域については、できる範囲での公共交通の在り方というのを考えなければいけないと思うんですけれども、そういうちょっと例外的な地域について先生はどのようにお考えでありますでしょうか。
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87根根本祐二東洋大学名誉教授
例外的というか、拠点同士を公共交通でつなぐというのがコンパクトシティー・アンド・ネットワークという考え方で、それはローカル鉄道であったり公共バスであったりするということなんですけれども、そこから更に過疎地域に行く場合は、これは基本的に公共交通だけで全てカバーできませんので、もし残りたいのであれば、それは御自分で移動すると、移動手段を確保していただくということになります。選択肢というのはそういうことで、もう移動できませんと、もうタクシーも何も来ませんというようなことであれば、それはやはり拠点に移動するという選択をしていただかないといけないかなと。
いずれ…
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88
山本佐知子(自民)
先生、ありがとうございます。
最後に、増田参考人に伺いたいと思います。
一番最後のページにある、基礎自治体優先という地方分権の原則は維持すべきである、本当にこれに異論を唱える方はいらっしゃらないと思います。
ただ一方で、水道事業等、典型的な事例だと思いますけれども、広域化をしていかないとなかなか本当にやっぱり維持をするのが難しい行政サービスもどんどんこれから恐らく深刻化してくると思います。一方で、自治体の垣根を越えてそういったものを広域化するのは大変難しい、いろんな意見がありまして大変難しいのが現状です。
そんな中で、やっぱり県の役割が求められる…
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- (上の発言)
89増増田寛也株式会社野村総合研究所顧問
ありがとうございます。
県の役割なんですが、従来的な県の役割というのは御承知のとおり市町村を補完するというのが非常に大きな役割なんですけれども、ただ、市町村と県の財政規模ってやっぱり相当違っているので、国から県を通じて市町村の方に補助金などが流れる場合が多いんですね。ともすると、やはり、何というんですかね、市町村の方からしょっちゅうお叱りいただくんですが、上から目線的に県が振る舞うと。もうその県、挟まぬでくれというのがあちこちで出てくるぐらいの、実態、そういうことがあちこちで聞こえてきているわけです。
これからはもうそういうことすら言えないぐらいに両方とも大変な状況になってくるということがあるので、一方で、私は、特に小規模、これは市も含めて、非常に小さい市も出てきますので、そこでの県の役割というのは、もう完全に従来市町村がやっていたことと同じことを丁寧に県がやっていくということが必要になりますし、かなり大きな地域であれば従来の地方圏の中の二層制は維持できると思いますけれども、考え方は大幅にやっぱりそこも変えないと、いずれはさきの方の、前に申し上げた方に変わっていくわけですから。
そうすると、あとは時間軸の問題があって、本当に究極的には県を一層制にする話も今日の最初の方でございましたけれども、そんな時代もやがては来るかもしれませんが、当面はやはり県が市町村を相当丁寧に今まで以上に補完するということで、私の中でも、市町村ごとに分かれているところが県の責務で市町村が広域で連携するような、そういう事務を付加したものがございますが、都道府県が広域化の推進を担うということで、十ページなんかはまさにそういうことなんですけれども、当面、私はこういった、十ページの消防ですとかそういうところで例書いていますが、そういうことをこれから都道府県も徹底するということが都道府県の役割として非常に重要ではないかと、こんなふうに思います。
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山本佐知子(自民)
どうもありがとうございました。
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野上浩太郎(自民)
かごしま彰宏君。
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かごしま彰宏(国民)
国民民主党・新緑風会のかごしま彰宏と申します。
本日は三人の参考人の方に来ていただき、大変参考となる講義を賜りまして、誠にありがとうございました。短い時間の中ではありますが、御質問させていただきます。
まず、増田参考人に御質問をさせていただきます。
本日も、国と自治体の役割という中で様々議論があったと思います。私も、国と自治体の業務というのは、あくまで役割分担ですので、どっちが上、どっちが下というのはないというふうに認識をしております。そうした中で、国の政策が自治体の財政に影響を及ぼすことというのは多々あると思います。私たち国民民主党としても、例え…
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