吉川洋東京大学名誉教授

2026年3月11日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 95 発言)

分かりました。

先生よく御存じのとおり、建設業というのは、業界の中で事業所も多いですし、ばらつきが物すごく大きいわけですよね。ここで見ていただいているのは業界全体のあれですが、建設業界そのものも私は、今のままではいわゆる3Kのセクターとして人材を十分に確保できないという危機感持っているんじゃないでしょうか。

そういう中で、一方では非常に、どういうんですか、まさに二十一世紀にふさわしいような、彼らの言葉で言うとスマートコンストラクションというような、真の意味でのイノベーションというか、技術革新も進んでいるわけですよね。ただ、ここで見ていただいている労働生産性には、まだそうした動きを十分に反映していないんじゃないかと。そういう動きによって労働生産性が伸びているというんでは必ずしもなくて、例えばですが、一定の建設業のニーズがあって、分母の方の人が何らかの理由で減って労働生産性が上がるとか、そうしたことじゃないかなと思うんですが、時間もありますから、要は、この業界というのはばらつきが極端に大きい、そういう中で、真のイノベーション、真の技術革新も進んでいると、それをどういうふうに業界で生かしていけるかどうか、それが課題なんじゃないかなというふうに思います。

ありがとうございました。

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