藤井多希子国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長

2026年3月4日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 102 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 117 発言)

大変難しい質問でございます。

やはり、五十代、六十代の男性も多様でございまして、引きこもりがちの男性もいれば、引きこもってはいないけれども、仕事以外ではもう全然人付き合いがないということもございまして、先ほど来ちょっと繰り返しになりますけれども、今の高齢で、例えば七十代、八十代の今の高齢者と五十代、六十代とでは結婚している割合が全然違いますので、五十代、六十代は未婚での孤独ということで、しかし今の高齢者の孤独というのは、家族がいる、あるいは離れて暮らす子供がいる中での孤独ということで、ちょっとやっぱり色合いが違うかなと。

なので、今のその高齢者の方の高齢単独世帯の男性に関しては、家族経由での例えば何か少しアプローチみたいなものが効くかもしれませんし、あるいは地域の居場所に引っ張り出すのに、私自身が中野区での地域包括ケアの仕事をしていたときには、認知症検診を使いまして、医師会の先生方から認知症検診を受けに来た男性に対して、何も地域につながっていないような場合には、地域の居場所一覧を渡して、あなたね、どこにもつながっていないみたいだけど、あなたにこういうの向いているんじゃないかなとお医者さんから言ってもらう。男性の場合には、少し専門職からのアドバイスみたいなものであれば聞くというような傾向もちょっとあるというのを聞いてございますので、少し大事かなと思っております。

もう一つ、五十代、六十代の男性に関しましては、もしかしたらですけれども、これもちょっと、もしかしたらちょっと余り適切じゃないかもしれませんが、例えば、アルコール依存症みたいな男性がいて、独り暮らしで全然孤立しているんですけれども、セブンイレブンの方にお話を持っていきまして、毎日この人が買いに来たら、ちょっとこちらの方にも連絡ちょうだいねと、それから声掛けもお願いしますねみたいな形で企業の方との連携なども進めて、商店ですとかとも連携を進めていくということも一案かなというふうに思います。

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