日本は朝鮮を三十六年間、植民地として支配しましたね。朝鮮全土を奪っていたわけです。それで、朝鮮が独立しましたね、日本が降伏したので朝鮮が独立することになりました。それで、それに当たって、特に大韓民国の方では何を言ったかというと、対馬を割譲しろと、そして鬱陵島から独島までは自分たちの領土であると、こういう要求を出したわけですね。で、これについて日本は、対馬は、対馬というのは元々日本のものだし、朝鮮とか、朝鮮にも関係もあったけど、日本のものだからこれを取られては困るということは、日本が文書も作って宣伝しまして、これはもう通らなかったわけでございますが。
しかし、独島の問題については、独島、竹島の問題については議論がいろいろあります、確かに議論があります。日本には日本の議論もあるかもしれませんが、しかし、私が思うには、朝鮮全土を日本に取られていたところが独立に当たって、独島までは自分たちの領土として自分たちは独立したいと、こういうふうに言ったときに、それは認めないということを日本が言えるものなのかということですね。
日本は、朝鮮を併合していたことについて賠償は何も払っていません、基本的には賠償は払っていない。経済協力はしましたよ、大韓民国に。だけど、そういうことでありますから、向こうがそう言うと、独島は自分たちの領土だということにしますと、それに対して異を唱えて、こちらの論拠を重ねて自分たちのものだと、それだけは駄目だというようなことを言うことは、私は、そもそも日本という国の、何といいますか、立場からしてそんなこと言えるのかなというふうに私は思っております。
以上です。
63
石井苗子(維新)
ありがとうございます。
終わります。
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64
鈴木宗男(自民)
予定の時間が参りましたので、本日は、あっ、石先生もやられる。分かりました。じゃ、石平さん。
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65
石平(維新)
さっき、同じ日本維新の会の石井議員の話にもつながるんですけれども、ちょっと和田先生に確認したいことがありまして、和田先生のペーパーの四ページ目には竹島についての言及がありまして、竹島については、日本に国土全体を奪われていた朝鮮が独立に当たって、奪われていた国土の中に独島が含まれていると宣言している以上、日本としてはそれを認めるほかないでしょうというふうに書いてありますけれども、じゃ、その意味するところが、要するに日本は、韓国が宣言している、韓国が竹島が自分たちの領土であると宣言している以上、日本はそれを認めざるを得ないというふうに理解されてしまうんですけ…
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- (上の発言)
66和和田春樹東京大学名誉教授
日本は朝鮮を三十六年間、植民地として支配しましたね。朝鮮全土を奪っていたわけです。それで、朝鮮が独立しましたね、日本が降伏したので朝鮮が独立することになりました。それで、それに当たって、特に大韓民国の方では何を言ったかというと、対馬を割譲しろと、そして鬱陵島から独島までは自分たちの領土であると、こういう要求を出したわけですね。で、これについて日本は、対馬は、対馬というのは元々日本のものだし、朝鮮とか、朝鮮にも関係もあったけど、日本のものだからこれを取られては困るということは、日本が文書も作って宣伝しまして、これはもう通らなかったわけでございますが。
しかし、独島の問題については、独島、竹島の問題については議論がいろいろあります、確かに議論があります。日本には日本の議論もあるかもしれませんが、しかし、私が思うには、朝鮮全土を日本に取られていたところが独立に当たって、独島までは自分たちの領土として自分たちは独立したいと、こういうふうに言ったときに、それは認めないということを日本が言えるものなのかということですね。
日本は、朝鮮を併合していたことについて賠償は何も払っていません、基本的には賠償は払っていない。経済協力はしましたよ、大韓民国に。だけど、そういうことでありますから、向こうがそう言うと、独島は自分たちの領土だということにしますと、それに対して異を唱えて、こちらの論拠を重ねて自分たちのものだと、それだけは駄目だというようなことを言うことは、私は、そもそも日本という国の、何といいますか、立場からしてそんなこと言えるのかなというふうに私は思っております。
以上です。
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石平(維新)
和田先生の考えていることが、和田先生の考え方がこれで分かりましたんですけれども、しかし、私はやっぱり日本の議員としては、竹島が、韓国の竹島に対する領有権の主張は私は認めるわけにはいきません。やっぱり竹島は日本の領土であると主張しておきたいと思います。
ありがとうございました。
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鈴木宗男(自民)
予定の時間が参りましたので、本日はこの程度といたします。
宮本参考人、和田参考人に一言お礼申し上げます。
本日は、貴重な御意見、御指摘をお述べいただき、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十四分散会
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