上野賢一郎 (自由民主党)厚生労働大臣

2026年6月25日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 152 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

自殺者数総数といたしましては、統計開始以来、過去最少となったところであります、令和七年でありますが。一方、小中高生の自殺者数は五百三十八人、過去最多となりました。大変深刻な事態だと受け止めております。

この要因でございますが、令和六年版の自殺対策白書では、小中高生の自殺の原因、動機、これ不詳が多いんですけれども、小学生では家庭問題、中学生では学校問題、高校生では男性で学校問題、女性で健康問題が多く見られるなど、年齢別、男女別で様相が異なっております。

また、小中高生の自殺者に占める自殺未遂歴ありの割合の推移を見ますと、二〇二二年以降では、男女共に自殺未遂があった時期が自殺の一年以内である場合が過半数を占めております。特に、女子小学生や女子高校生では自殺から一か月以内に自殺未遂歴があった自殺者の割合が高いということが分かっているところであります。

こうした状況を踏まえまして、こども家庭庁の方で取りまとめられましたこどもの自殺対策緊急強化プラン等に基づいて、厚労省としても様々な対策を講じております。子供、若者の利用が多いSNS相談について、民間団体及び地方公共団体における相談体制の拡充や相談窓口の周知に努めているところです。

また、都道府県等が精神科医や心理士、また精神保健福祉士などの多職種の専門家で構成されるチーム、これを設置をしていただいて、学校現場や市町村等に対して自殺未遂歴や自傷行為の経験などがある子供、若者の対応に関する助言などを行うこども・若者の自殺危機対応チーム、これを設置をしていただくようにお願いをしておりまして、二日前にも黄川田大臣とも面会をいたしまして、この推進に際して更に力を入れるということで合意をしたところであります。

こうした取組を進めておりますが、今後とも、関係省庁、こども家庭庁を始めとする関係省庁とも連携をしまして、子供の命を守るための取組に全力を尽くしていきたいと考えています。

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