先生から御指摘をいただきまして、この尾道方式、論文になっておりましたので読ませていただきました。
この方法論としましては、ハイリスク者に関して血液検査などを積極的に行った上で、その予後などを比較したものだというふうに承知をしております。いわゆる観察研究だというふうに承知をしております。これは、同じ方式を導入した方たち十年間でなさっていて、前期と後期で二群に分けて、この方式を通じたことで発見時の膵がんのステージ、また五年生存率を比較したものだというふうに承知をしております。
考察を拝見しますと、まず、このステージにつきましては、十年間のうち後半でなさったものについては、一期以下で発見された割合が二二・一%、また始めた当初、前期は一三・九%ということで、後期の方がステージアーリーのものが多くありましたということ、また、五年生存率につきましても、後期で二〇・七%、前期で一四・九%と比較して有意に延長されていたと報告がなされていると承知をしております。
ただ、この先生方の報告、考察にもありますように、これで様々バイアスが排除されませんので、生存率の改善については慎重に解釈する必要があるというふうに結んでいらっしゃいました。これの研究といたしましては、一定の評価、観察研究としての評価はあろうと思いますが、要すれば、この集団、同じ集団の中での時期を比較した二群間でありまして、実施していない群とした群ということでツーアームで比較しているものではございませんので、死亡率減少効果を直ちに比較した研究ではないのであろうというふうに認識をしております。
国といたしましては、地方財政措置を講ずる観点からやはり一定の科学的根拠というものは必要であろうと考えておりますので、死亡率減少効果が確認された検診方法、こういったものを追求してまいりたいと思っております。
112
芳賀道也(国民)
A型、B型、物価高騰の中で大変な中でホルムズ・ショックが襲い、A型にとっては社会保険料の更なる負担をどうするんだという大きな深刻な問題も抱えていますので、引き続き、しっかりと調査もしていただき、対応もお願いしたいと思います。
次に、二十代、三十代という若年層へのがん検診について、三月二十四日、質問をさせていただきましたが、肺がん、大腸がん、乳がん、胃がん、いずれもがん患者が、がん患者の九〇%以上が四十歳以上の検診対象年齢ということでした。死亡率の減少を裏付ける、低い年齢では検診を行うことで死亡率が下がるという確認がされていないということでしたけれども、…
この発言のページ
113大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
お答え申し上げます。
市町村が実施するがん検診でありますが、科学的根拠に基づいて社会全体の死亡率の減少効果が偽陽性などの不利益を上回ることが明らかとなった検査方法、検査対象者、これを定めておりますということは前回申し上げまして、その際、先生がおっしゃいましたような、例えば患者の負担、受診者の経済的ですとか実務的な負担、こういったもので対象の検査方法というものなどは検討をしていないと、その負担が大変だからとか、そういったことで考慮はしていないというところであります。
例えば大腸がん検診でありますが、今四十歳以上を対象とさせていただいております。大腸がん…
この発言のページ
114
芳賀道也(国民)
若くてがんになった人にとっては、パーセンテージではないわけで、若年でがんにならないわけではないということもありますので、そうした、逆に若年でがんにならないわけではないのだと、検査は必要なのだということのPRについてはしっかり厚労省もやっていっていただきたいし、その中で、ある程度の無料検診、広げられることがあれば更に進めていただきたいと思います。
それから、三月二十四日の厚労委員会では、いわゆる早期発見がなかなか進まない、そして平均の余命もなかなか延びない、膵臓がんの専門家として検診、治療に当たっている県内の医師の皆さんから、その悔しさもあって、何とか今…
この発言のページ
- (上の発言)
115大大坪寛子厚生労働省健康・生活衛生局長
先生から御指摘をいただきまして、この尾道方式、論文になっておりましたので読ませていただきました。
この方法論としましては、ハイリスク者に関して血液検査などを積極的に行った上で、その予後などを比較したものだというふうに承知をしております。いわゆる観察研究だというふうに承知をしております。これは、同じ方式を導入した方たち十年間でなさっていて、前期と後期で二群に分けて、この方式を通じたことで発見時の膵がんのステージ、また五年生存率を比較したものだというふうに承知をしております。
考察を拝見しますと、まず、このステージにつきましては、十年間のうち後半でなさったものについては、一期以下で発見された割合が二二・一%、また始めた当初、前期は一三・九%ということで、後期の方がステージアーリーのものが多くありましたということ、また、五年生存率につきましても、後期で二〇・七%、前期で一四・九%と比較して有意に延長されていたと報告がなされていると承知をしております。
ただ、この先生方の報告、考察にもありますように、これで様々バイアスが排除されませんので、生存率の改善については慎重に解釈する必要があるというふうに結んでいらっしゃいました。これの研究といたしましては、一定の評価、観察研究としての評価はあろうと思いますが、要すれば、この集団、同じ集団の中での時期を比較した二群間でありまして、実施していない群とした群ということでツーアームで比較しているものではございませんので、死亡率減少効果を直ちに比較した研究ではないのであろうというふうに認識をしております。
国といたしましては、地方財政措置を講ずる観点からやはり一定の科学的根拠というものは必要であろうと考えておりますので、死亡率減少効果が確認された検診方法、こういったものを追求してまいりたいと思っております。
116
芳賀道也(国民)
是非、なかなか治療に当たっていてもその効果が上がらない、いろんな分野ではいいがんの治療薬ができている中で、この膵臓がんの治療に当たっている皆さんの思いに応える政策というのも必要じゃないかと思いますので、是非、前回も述べた、様々なこの検診に使う機械とか、さらには、何とかこの膵臓がんを早く見付けようということで、各地で尾道方式を導入するに当たっての開業医と病院の連携であるとかその研修の費用、そういったものの補助をするとか、そういったことができないものかなということを考えております。
最後に、厚労大臣に、若いがん検診、それから、なかなか五年生存率が低い膵臓が…
この発言のページ
117
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
委員からの御指摘、まさにこれからのがん検診の、ついての貴重な御提言だと考えておりますが、ただ、局長からも答弁がありましたとおり、やはりこれにつきましてもそのエビデンスというのが非常に重要だというふうに考えておりまして、現在、年齢に応じて四十歳以上あるいは五十歳以上を対象しているものについては、それなりのエビデンスがあってそのような対策に、そのようなことになっていると承知をしております。
膵臓がんにつきましても、生存率が非常に厳しい、大変厳しいがんだというふうに認識をしておりまして、やはりその治療方法なり、あるいは検査手法、これについての開発をこれからも…
この発言のページ
118
芳賀道也(国民)
命を守りたいと思っているその専門医の思いに応える政策を是非、研修会を開く、病院との連携に様々な支援を行うというふうなことを是非やっていただきたいということをお願い申し上げます。
次に、世界的に医薬品市場の主戦場は低分子化合物からバイオ医薬品へとシフトしております。
我が国の新薬開発は、かつては欧米の製薬企業と肩を並べていましたが、最近は特にバイオ医薬品開発で大きく差が付いています。製造能力の面でも、韓国など諸外国に大きく遅れています。
確かに厚労省では、バイオ後続品国内製造施設整備支援事業で、バイオ医薬品、バイオシミラーのメーカーを支援していますが…
この発言のページ