猪瀬直樹 (日本維新の会)

2026年5月28日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 106 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

日本維新の会、猪瀬直樹です。

今般法改正がされますと、高額療養費に年間上限が設けられることになりまして、そうなれば、高齢者の医療費の年間自己負担額が過大になるおそれが低下することとなります。このことで、高齢者の医療費自己負担を三割に引き上げる大きな支障がなくなったと考えますが、時間はありませんので、これ総理の見解を伺うつもりでしたが、これ通告してありますけどなしにして、次に進みます。

高齢者の医療費の自己負担の見直しについては、自民党と日本維新の会の連立政権合意書において、年齢によらない真に公平な応能負担の実現について令和八年度中に具体的な制度設計を行うとされているということを踏まえ、高齢者の三割への引上げを含め、現在検討中です。その三割引上げの見直しに当たってどうするかということで、具体的な提案をさせていただきます。

いわゆる学年式という経過措置を導入したらどうかということで、このちょっと資料を御覧になっていただくと、(資料提示)これ、七十歳から七十四歳の患者自己負担を一割から二割とする制度改正を二〇一四年にした際の経過措置を図にしたものです。例えば、平成二十五年度、つまり二〇一三年に六十九歳で三割負担だった者は、二〇一四年、翌年に七十歳になると二割負担に、次の年に七十歳になった者はまた二割負担になるというように、段階的に二割負担とする仕組みで、五年たって全員二割負担になったということでして、学年が上がるごとに二割負担の者が順に増えることから、僕、これ学年式というふうに呼ぶことにしております。この仕組みの良い点は、個人で見ると、連続しているので負担増にならない点ですね。

つまり、今回の件でいえば、六十九歳の人が七十歳になったらそのまま三割、七十四歳の人が七十五歳になってもそのまま二割、これ繰り返していけば、いずれ七十五歳以上は全部三割になります。

僕は、高齢者の自己負担を三割に引き上げる際には、この学年式を経過措置として取り入れたらどうなのかと。これ苦心のアイデアなんですけどね。これも総理がきちんと前向きに御答弁いただくと、厚労省の中でも検討がスムーズに始まると思うんです。是非よろしくお願いいたします。

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