お答え申し上げます。
六ケ所再処理工場で保有する溶液、廃液の処理について、これまで日本原燃は竣工後に実施する予定としていたものと認識をしております。一方で、五月二十日の原子力規制委員会で委員から竣工前から処理を実施することについての投げかけがあり、同社は、施設全体の信頼性を早期に確認する観点から、これに対して積極的に対応することとしたと承知をしております。
同社は、実施方法の詳細を原子力規制委員会と議論しつつ、検討中というふうに聞いております。その検討がまとまった段階で新たな工程表を示せると考えておりますけれども、国として期限を切る考えはございませんけれども、同社に検討の加速を指導してまいります。
76福福士珠美(立憲)
その竣工が遅れる可能性があると判断した理由の一つが、その高レベル放射性廃液の処理、新たな工程が生じることになった、そういう認識でよろしいでしょうか。
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77久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
この新たな工程というものが、溶液、廃液の試験的な処理につきましては元々やることは計画はされていたわけですけれども、これを竣工前から開始するということの方針が示されたことによりまして、竣工目標、当初の竣工目標から遅れる可能性もあるというふうに認識をしたものでございます。
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78福福士珠美(立憲)
日本原燃では、当初、その溶液、廃液処理運転を竣工後に行う予定でした。先ほどの御紹介の六月十八日の使用済燃料対策推進協議会の資料の中にも、二〇二七年度に溶液、廃液処理の運転開始とございました。原子力規制委員会が竣工前に廃液処理を検討するよう求めたとされていますけれども、竣工に向けた工程にこれまで含まれていなかった廃液処理という取組がなぜこのタイミングで新たに生じるのかと、私少々いぶかしく思っております。
国としてはどのように受け止めていますでしょうか。また、日本原燃に対しては、新たな工程をいつ頃までに示すよう求めていかれますか。
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- (上の発言)
79久久米孝資源エネルギー庁電力・ガス事業部長
お答え申し上げます。
六ケ所再処理工場で保有する溶液、廃液の処理について、これまで日本原燃は竣工後に実施する予定としていたものと認識をしております。一方で、五月二十日の原子力規制委員会で委員から竣工前から処理を実施することについての投げかけがあり、同社は、施設全体の信頼性を早期に確認する観点から、これに対して積極的に対応することとしたと承知をしております。
同社は、実施方法の詳細を原子力規制委員会と議論しつつ、検討中というふうに聞いております。その検討がまとまった段階で新たな工程表を示せると考えておりますけれども、国として期限を切る考えはございませんけれども、同社に検討の加速を指導してまいります。
80福福士珠美(立憲)
次の質問に移ります。
再処理工場には、その試運転、アクティブ試験で発生したおよそ二百三十立方メートルもの廃液が貯蔵タンクにたまっている状況であります。この状況についてどんなリスクがあるとお考えでしょうか。
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81金金城慎司原子力規制委員会原子力規制庁長官官房審議官
委員の御質問にお答えします。
使用済燃料を溶かして処理する再処理施設の工程において発生する強い放射能を持つ物質を大量に含む高レベル廃液は、放射性廃棄物として安定的に保管、管理する観点からガラス固化することになっております。
一般的には、貯蔵タンクにたまっている液体状の高レベル廃液は、固体状のガラス固化体よりもリスクが高いものであると承知しております。その具体的なリスクでありますけれども、貯蔵タンクに大量の高レベル廃液がたまっている状況は、冷却機能の喪失による蒸発乾固、水素爆発といった大気中への放射性物質の放出量を増大させる重大事故のリスクが考えられま…
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82福福士珠美(立憲)
その廃液がたまっていることで、かなりのリスク、水素爆発などもあるということで大変なことだなと思ったんですけれども、そのリスク軽減のためにも、資源エネルギー庁としても竣工前の廃液処理が望ましいというふうにお考えでしょうか。処理するのが全量なのか、その一部なのか、また、実施時期によっても工程は変わってくると思いますけれども、竣工前に廃液処理という新たな工程が加わることで、今年度中という竣工目標、危うくなってくるのではないかと思うんですが、その辺り、いかがでしょうか。
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