奥田ふみよ (れいわ新選組)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 環境委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 97 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

何度も何度もこの合理的、合理的という言葉が出てくるんですけど、私、この合理的という言葉を聞いて、びっくりするんですね。住民たち、生きているんですよ。生身の人間です。委員長も生きています。この生きている人間に対して合理的だの非合理的だの、簡単に連呼するということ、もう本当に血の通った人間が言う発言だとは本当に思えないんです。私、この言葉聞いて、耳を疑い、もう質問する気力もうせるんですね。でも、続けます。

規制庁は、合理的に達成できる限り低くすると今二回答弁してくださいましたが、結局、被曝はゼロにならぬということなんです、これ。では、どの程度低くするのか。そこで、このくせ者が合理的に達成できる限りという条件ですね。お金が掛かり過ぎるとか現実的には難しい、合理的に達成できないから、できないなら高線量被曝させても仕方がないということなんです、これ、はっきり言って。

じゃ、屋内退避しながら具体的にどうやって住民は、特に子供たちは、被曝から身を守ることができるんでしょうか。

内閣府や自治体が作っているこの屋内退避のときのマニュアル、こんな対策をしてくださいと示した手引があります。例えば、玄海原発が立地する佐賀県は、住民向けに原子力防災のてびきという資料を公表しています。そこでは、屋内退避の指示が出たらの行動として、住民に次のような行動を求めています。換気扇など閉めて外気の入口も閉じましょう、食品には蓋やラップをしましょう、外から帰ってきたら手や顔を洗い、衣服を着替えましょう、着替えた衣類はビニール袋に入れて保管しましょう。内閣府のホームページに掲載された屋内退避についてというパンフレットも、内容はほぼ同じ。戸締まりをしましょう、換気設備を止めましょう、ペットを家の中に入れましょう。

世界で未曽有の福島原発過酷事故が起きた国ですよ。そんな国とは到底思えないような、もう軽いスナック菓子のようなマニュアルなんですね。これら政府側からの注意喚起は、原発事故で放射性物質が降り注いでいる、これ、さなかのことです。

大臣、率直な感想として、これらの対応をすれば家の中にいる住民は被曝しないで済むんでしょうか。大臣に聞いています、大臣に聞いています。大臣が答えるべきです。

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