何度も何度もこの合理的、合理的という言葉が出てくるんですけど、私、この合理的という言葉を聞いて、びっくりするんですね。住民たち、生きているんですよ。生身の人間です。委員長も生きています。この生きている人間に対して合理的だの非合理的だの、簡単に連呼するということ、もう本当に血の通った人間が言う発言だとは本当に思えないんです。私、この言葉聞いて、耳を疑い、もう質問する気力もうせるんですね。でも、続けます。
規制庁は、合理的に達成できる限り低くすると今二回答弁してくださいましたが、結局、被曝はゼロにならぬということなんです、これ。では、どの程度低くするのか。そこで、このくせ者が合理的に達成できる限りという条件ですね。お金が掛かり過ぎるとか現実的には難しい、合理的に達成できないから、できないなら高線量被曝させても仕方がないということなんです、これ、はっきり言って。
じゃ、屋内退避しながら具体的にどうやって住民は、特に子供たちは、被曝から身を守ることができるんでしょうか。
内閣府や自治体が作っているこの屋内退避のときのマニュアル、こんな対策をしてくださいと示した手引があります。例えば、玄海原発が立地する佐賀県は、住民向けに原子力防災のてびきという資料を公表しています。そこでは、屋内退避の指示が出たらの行動として、住民に次のような行動を求めています。換気扇など閉めて外気の入口も閉じましょう、食品には蓋やラップをしましょう、外から帰ってきたら手や顔を洗い、衣服を着替えましょう、着替えた衣類はビニール袋に入れて保管しましょう。内閣府のホームページに掲載された屋内退避についてというパンフレットも、内容はほぼ同じ。戸締まりをしましょう、換気設備を止めましょう、ペットを家の中に入れましょう。
世界で未曽有の福島原発過酷事故が起きた国ですよ。そんな国とは到底思えないような、もう軽いスナック菓子のようなマニュアルなんですね。これら政府側からの注意喚起は、原発事故で放射性物質が降り注いでいる、これ、さなかのことです。
大臣、率直な感想として、これらの対応をすれば家の中にいる住民は被曝しないで済むんでしょうか。大臣に聞いています、大臣に聞いています。大臣が答えるべきです。
94山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
屋内退避というのは、原子力災害時の防護措置の一つでございます。
この屋内退避は、避難等による健康へのリスクを勘案した上で、被曝線量を合理的に達成可能な範囲でできる限り低くするというための防護措置でございます。被曝を完全に防ぐことを目的としたものではございません。
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95奥奥田ふみよ(れいわ)
だから、ゼロにするということは言えないということですよね。結局は五キロから三十キロのエリアの住民には、すぐに避難すると言ったら大渋滞になっちゃうから、被曝しながら、一旦とにかく自宅にとどまれというふうに言っているんだと思います。
重ねて、規制委員長にお尋ねします。屋内退避もこの住民等の被曝線量をできる限り低くするための措置ということでいいですね。端的にお願いします。
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96山山中伸介原子力規制委員会委員長
屋内退避というのは、合理的に達成可能な限り住民の被曝線量を低減するための措置であるというふうに考えていただいたら結構かと思います。
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- (上の発言)
97奥奥田ふみよ(れいわ)
何度も何度もこの合理的、合理的という言葉が出てくるんですけど、私、この合理的という言葉を聞いて、びっくりするんですね。住民たち、生きているんですよ。生身の人間です。委員長も生きています。この生きている人間に対して合理的だの非合理的だの、簡単に連呼するということ、もう本当に血の通った人間が言う発言だとは本当に思えないんです。私、この言葉聞いて、耳を疑い、もう質問する気力もうせるんですね。でも、続けます。
規制庁は、合理的に達成できる限り低くすると今二回答弁してくださいましたが、結局、被曝はゼロにならぬということなんです、これ。では、どの程度低くするのか。そこで、このくせ者が合理的に達成できる限りという条件ですね。お金が掛かり過ぎるとか現実的には難しい、合理的に達成できないから、できないなら高線量被曝させても仕方がないということなんです、これ、はっきり言って。
じゃ、屋内退避しながら具体的にどうやって住民は、特に子供たちは、被曝から身を守ることができるんでしょうか。
内閣府や自治体が作っているこの屋内退避のときのマニュアル、こんな対策をしてくださいと示した手引があります。例えば、玄海原発が立地する佐賀県は、住民向けに原子力防災のてびきという資料を公表しています。そこでは、屋内退避の指示が出たらの行動として、住民に次のような行動を求めています。換気扇など閉めて外気の入口も閉じましょう、食品には蓋やラップをしましょう、外から帰ってきたら手や顔を洗い、衣服を着替えましょう、着替えた衣類はビニール袋に入れて保管しましょう。内閣府のホームページに掲載された屋内退避についてというパンフレットも、内容はほぼ同じ。戸締まりをしましょう、換気設備を止めましょう、ペットを家の中に入れましょう。
世界で未曽有の福島原発過酷事故が起きた国ですよ。そんな国とは到底思えないような、もう軽いスナック菓子のようなマニュアルなんですね。これら政府側からの注意喚起は、原発事故で放射性物質が降り注いでいる、これ、さなかのことです。
大臣、率直な感想として、これらの対応をすれば家の中にいる住民は被曝しないで済むんでしょうか。大臣に聞いています、大臣に聞いています。大臣が答えるべきです。
98松松下整内閣府政策統括官
済みません、大臣に先立ちまして、事実関係をまず御説明したいと思います。
委員は先ほどから放射性物質が放出する中で屋内退避というお話がございますが、現在の原子力災害対策指針に基づく原子力災害避難計画では、放射性物質が放出する前の段階において、原子力発電所の状況を見て放出のおそれが高くなってきたという段階で五キロ圏内は避難をし、五キロ圏から三十キロのUPZは屋内退避をいたします。ですから、少なくとも屋内退避を開始する時点では放射性物質は出ておりませんということですね。
一方、屋内退避を続ける一方で、プラントでは放射性物質が放出されないような対策が行われま…
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99奥奥田ふみよ(れいわ)
たらたらたらたら言い訳されていますけれども、被曝はするんです、過酷事故が起きたら。どんなことになるか分からないじゃないですか。だって、十五年もたって福島第一原発は、今、緊急事態宣言解除されていないんですよ。人間が作ったこの避難計画というのは、何が起こるか分からない、最悪のことを想定してこれ計画立てなきゃいけないんじゃないですか。
そして、この佐賀県の資料、屋内に退避すれば建物が持つ遮蔽効果により被曝する量を少なくすることができるというふうに述べているのもあるんですけれども、内閣府のパンフレットでは、百平米程度の一般的な家屋内では建物の気密性と遮蔽効果に…
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100松松下整内閣府政策統括官
お尋ねの内閣府のパンフレットにある試算でございますが、これは、木造の建物に一平方メートル当たり五平方センチメートルの隙間が存在し、その隙間から隙間風が吹き込むということを想定した上で算定しております。
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