角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年6月11日・第221回国会 参議院 環境委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 143 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

お答え申し上げます。

沖縄県内の高濃度PCB廃棄物につきましては、これまでも福岡県北九州市に設置いたしましたJESCOの高濃度PCB処理施設に運搬して処理を行ってきたところでございます。低濃度PCB廃棄物につきましても、沖縄県内には処理施設がないため、九州や本州に立地する低濃度PCB無害化処理施設等に運搬して処理がなされてきたところでございます。

PCB廃棄物の処理責任は保管事業者が負うこととしておりますので、輸送に係る費用負担や適正な輸送業者の選定等は、保管事業者の責任において行っていただく必要があると考えております。

その上でなんですけれども、沖縄県のPCB廃棄物をこれまで北九州市等に輸送する際には、自治体やJESCOが相積み等の調整を行いまして、なるべく収集運搬費が抑えられるようにこれまで取組を進めてきたところでございます。

また、安全性につきましては、PCB廃棄物を運搬する際には、廃棄物処理法だけではなく、消防法や危険物船舶運送及び貯蔵規則等の関係法令に定められているPCB廃棄物の収集運搬に係る基準等を遵守することが義務付けられております。

環境省では、これらの国内法の規制内容だけでなく、国連の危険物輸送専門家委員会が作成した危険物輸送に関する勧告も参考に、適切な運搬容器を用いることなど必要な技術的方法や留意事項を整理したガイドラインを作成し、安全な運搬ができるよう自治体や事業者を支援してきたところでございます。

これまで海上輸送を含めPCB廃棄物の運搬中の事故により生活環境等に影響を生じたことはないところでございますが、引き続き、安全な運搬が実現されるよう、自治体とも連携をしてしっかり取組を進めてまいりたいと考えております。

前後のやりとり

139の発言を見る

147の発言を見る