梅村みずほ (参政党)

2026年5月12日・第221回国会 参議院 環境委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 146 発言)

この危険度が上がる要因については幾つかあるわけなんですけれども、用紙見ていただきますと、マーカー引かせていただきました太陽光発電施設等による繁殖地消失という言葉もございます。

釧路で精力的に活動されているNPO法人環境把握推進ネットワークPEG代表の学術博士でいらっしゃいます照井滋晴さんという方にお伺いをしたところ、私は話を聞いていて、環境省では生物多様性とか種の保存、サーティー・バイ・サーティー、ネイチャーポジティブと、大変重要視しているわけなんですけれども、そこに逆行するような再エネ事業が推し進められているのではないかというふうに危機感を持ちまして、今日質疑に立たせていただいております。

このキタサンショウウオだけではなくて、地点によっては、タンチョウだとかオジロワシの環境についても懸念されている方がたくさんいらっしゃるということでございます。

今日は、こういったキタサンショウウオもそうなんですけれども、天然記念物として釧路では指定されていまして、文化財保護条例によって守られているという観点から、文科から、文化庁担当ということで、文科の副大臣、小林副大臣にお越しいただいております。ありがとうございます。ちょっと御答弁していただきたいことがありましたのでお呼び立てをしたところでございますけれども、配付資料の二枚目御覧いただきたいと思います。

日本エコロジー社が進めるメガソーラー発電については、皆さんもニュースで御記憶あるかもしれませんけれども、釧路の北斗というところでは、土壌汚染対策法に基づく届出をせずに着工してしまったために、その後調査してくださいということで、したところ、土壌からヒ素やフッ素も含む基準値を超える有害物質が見付かって話題になったところでございます。この北斗では、許可なく森林伐採などもされていた事業者さんなんですけれども、あともう一つ、釧路の近く、鶴居村では、タンチョウの町として有名なところですね、景観を守るということで、土地を日本エコロジーから買い戻したと。土地代だけだったら四百万円だったんだけれども、この利益の損失分も含めて八千万円以上自治体が払わなくてはならなくなったということで、こちらも話題になりました。

その日本エコロジー社なんですけれども、釧路市の新野というところの国有地で、無許可で草が刈り取られたり、車両が通行をしたりと、道路が造成されているということが明らかになっています。こここそがキタサンショウウオの生息地であり、産卵地として地元でも認識されていたということなんですね。

釧路市は、再三にわたってこの文化財保護条例に則した調査の実施の申入れをしてきました。けれども、事業者に関しては、独自の持論で、もう調査は専門家を入れてやっているんだと、問題ないんだというふうに、市の許可を取る必要ないんだというふうに言い張って、強行してこの事業を進めていっているということなんです。

この建設予定地というのは国有地では当然ないんですけれども、そこに隣接している国有地をそういった道路のように造成をしているということなんですね。もう市からは、本当に涙ぐましいような努力といいますか、七十回以上、ひょっとしたら今だったらもう、もっと増えているかもしれないですけれども、この条例に基づくような調査を行って、許可を取ってから事業を進めてくださいというふうに行政指導を度重なって行ってきたわけなんです。

文化財保護の観点からもサポートに文化庁が入ってくださっていると聞いているんですけれども、文化庁、釧路市の涙ぐましいまでの働きかけと、あるいはこういった強引な事業者の対応をどう見ているのか、お答えいただけますでしょうか。

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