ありがとうございます。
今、森下政務官からも言及のあった海洋環境の改善は、気候変動や海洋資源に多大な影響を与え、世界的な重点政策分野となっています。
昨年は、第三回国連海洋会議がフランス・ニースで開催され、我が国からは外務省が出席しました。今年一月にはBBNJ協定、国連公海等生物多様性協定が発効され、日本も批准しました。今後、人類史上初めて公海に生物多様性に関する国際法がもたらせようとしています。
国際協調が必要とされている海洋環境への取組ですが、中でも水産物の消費量がEU、米国に次ぎ世界第三位の日本は、今世界中で問題となっている、海洋環境を破壊するIUU漁業と呼ばれる違法、無報告、無規制漁業の撲滅に大きな責任を負っています。日本は、このIUU漁業の撲滅について、G20大阪の首脳宣言四十番に盛り込み、続くG7広島サミットにも引き継がれています。
ところが、日本は、英国、カナダ、米国が幹事国となり、EUを始めとした三十数か国が加盟するIUUフィッシング・アクション・アライアンス、IUUAAにはまだ加盟できておりません。大きな影響力を持つ日本の加盟が強く待たれています。海洋省を持たない我が国としては、分野ごとに各省庁がばらばらに国際会議や各国との取組に参加しているのが現状です。IUUAAの加盟はどの省庁が担当するのか。
この点、昨年はカナダ政府主導で、日本のEEZ、排他的経済水域内で、カナダ、米国、韓国、日本の四か国合同によるIUU対策の訓練が行われました。この訓練には、日本から国土交通省率いる海上保安庁が参加し、カナダ政府から継続した協力も希望されております。
そこで、国土交通省に質問します。海上保安庁は、IUU対策及びIUUAAへの加盟に関して、どのような業務を所掌しているのですか。
4
猪口邦子(自民)
南極地域の環境の保護に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
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5
森まさこ(自民)
おはようございます。自民党の森まさこでございます。
本日議題のいわゆる南極保護法について質問をいたします。
本法は、先日の石原大臣の趣旨説明のとおり、環境保護に関する南極条約議定書附属書Ⅵの締結に向けて、南極地域活動より生ずる環境上の緊急事態について主宰者より対応措置の実施義務付け等の措置を講ずる内容で、大変重要なものでありますが、それでは、これは地球全体の海洋環境の保護にはどのような影響を及ぼすのか、環境省から御説明を願います。
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6
森下千里(自民)環境大臣政務官
御質問ありがとうございます。
南極地域は、人類の活動における破壊や汚染といった影響を僅かしか受けていない、地球上に残された最大の原生地域であります。そのため、地球環境のメカニズムの解明や将来予測に関する研究の場としても活用されておりまして、海洋を含む地球環境全体の保全にもつながっていると考えられています。
近年、南極地域における観光活動が活発化してきたことから、南極地域の環境に重大かつ有害な影響を及ぼす環境上の緊急事態が発生するリスクが高まっているというふうに考えられます。そのため、今回の改正法案によって、環境上の緊急事態の発生を未然に防止し、万が一…
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- (上の発言)
7
森まさこ(自民)
ありがとうございます。
今、森下政務官からも言及のあった海洋環境の改善は、気候変動や海洋資源に多大な影響を与え、世界的な重点政策分野となっています。
昨年は、第三回国連海洋会議がフランス・ニースで開催され、我が国からは外務省が出席しました。今年一月にはBBNJ協定、国連公海等生物多様性協定が発効され、日本も批准しました。今後、人類史上初めて公海に生物多様性に関する国際法がもたらせようとしています。
国際協調が必要とされている海洋環境への取組ですが、中でも水産物の消費量がEU、米国に次ぎ世界第三位の日本は、今世界中で問題となっている、海洋環境を破壊するIUU漁業と呼ばれる違法、無報告、無規制漁業の撲滅に大きな責任を負っています。日本は、このIUU漁業の撲滅について、G20大阪の首脳宣言四十番に盛り込み、続くG7広島サミットにも引き継がれています。
ところが、日本は、英国、カナダ、米国が幹事国となり、EUを始めとした三十数か国が加盟するIUUフィッシング・アクション・アライアンス、IUUAAにはまだ加盟できておりません。大きな影響力を持つ日本の加盟が強く待たれています。海洋省を持たない我が国としては、分野ごとに各省庁がばらばらに国際会議や各国との取組に参加しているのが現状です。IUUAAの加盟はどの省庁が担当するのか。
この点、昨年はカナダ政府主導で、日本のEEZ、排他的経済水域内で、カナダ、米国、韓国、日本の四か国合同によるIUU対策の訓練が行われました。この訓練には、日本から国土交通省率いる海上保安庁が参加し、カナダ政府から継続した協力も希望されております。
そこで、国土交通省に質問します。海上保安庁は、IUU対策及びIUUAAへの加盟に関して、どのような業務を所掌しているのですか。
8高高橋徹海上保安庁総務部参事官
海上保安庁では平素から、水産庁と連携しつつ、巡視船艇及び航空機等により我が国周辺海域の監視警戒を行っており、違法操業を行う船舶を認めた場合には、取締りを行うなど厳正に対処しております。
なお、海上保安庁では、IUU漁業アクション・アライアンスに関することにつきましては直接担当はしておりませんが、いずれにしましても、我が国周辺海域における違法操業の監視、取締りにつきましては、水産庁と連携を図りつつ、引き続き厳正に対処してまいります。
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森まさこ(自民)
海上保安庁は領海内、EEZ内の監視の業務を行っているという御答弁でした。
それでは、同様の質問を水産庁にいたします。水産庁は、IUU違法漁業に関して、どのような業務を所掌しているのですか。
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10
山下雄平(自民)農林水産副大臣
お答えいたします。
水産庁といたしましても、森先生がお触れになられました違法、無報告、無規制のIUU漁業について水産資源の持続可能な利用に関する深刻な脅威と認識しておりまして、先ほど御質問でもお触れになられましたG20であるとか、またG7広島サミットに加え、国連サミットで採択されましたSDGsなどにおいても、IUU漁業を撲滅する方向性にコミットしております。
これらを踏まえた水産庁の具体的な取組といたしましては、WCPFCなどの地域漁業管理機関における議論を主導いたしまして、IUU漁船リストへの登録でありますとか、公の海、公海における乗船検査の仕組み…
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