奥田ふみよ (れいわ新選組)

2026年4月2日・第221回国会 参議院 環境委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 146 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 186 発言)

ありがとうございます。

整理します。つまり、爆発した原発由来の汚染土というのは百ベクレルではなく八千ベクレルまで再利用しても大丈夫という一方的な政府の解釈で、全国の高速道路の橋桁のあんこに使おうとか、様々な公共事業に使おうとおっしゃっていますよね。そして、この八千ベクレル以上の汚染土も全国に、様々なその処理をして、基準値を下げたということにして全国にばらまいて処理をするとおっしゃっています。

百ベクレルと八千ベクレルって、これ七千九百ベクレルも差があるんです。事故が起きていない原発の放射能も、事故が起きた後の汚染土の放射能も同じ放射能ですよね。事故後数か月で基準を突然上げる国ってほかにあるんでしょうか。福島の前に起こった過酷事故、ロシアのチェルノブイリ原発事故でも、このように事故前、事故後でダブルスタンダード使っているんでしょうか。

もう時間がなくなってきているので、私調べたんですけれども、チェルノブイリは外に出していないので新基準は作っていないそうなんですね。少なくともチェルノブイリは二枚舌を使っていない。事故由来放射性物質を金属でしっかり固めて動かさないようにしている。固めても金属はいつか劣化するから、何万年、何十万年も固め続けなければいけない。

何でこんなことばっかり問い続けているのか、大臣、分かりますか。ささやかな幸せを子供たちに引き継いで、安心して笑って暮らしたいと願う一母親がここに立っているんです。

先ほど、汚染除去の地域には入っていなかった東京ですけれども、二〇一一年十二月、震災直後に東京の堀之内小学校の校庭に敷いていた芝生の養生シートから、百ベクレルをはるかに超えた一キログラム当たり九万六百ベクレルの放射性セシウムが検出されたんです。この報道を受けて、当時、この小学校の近くの小学校に通っていた私の子供が大好きなグラウンドで安心して遊べなくなると思い、当時の学校にグラウンドの線量を測ってほしいと直談判しに行ったんですけど、駄目でした。独断できない、校長会で足並みをそろえる必要があって、行政の判断に委ねるしかないと、保護者の願い聞き入れてくれなかったんです。

本当に、前回も言いましたけれども、人間が造ってはいけないものが原発です。この委員会で議論しなきゃいけないのは、造ってしまった原発、爆発してしまった原発をどうするか、どう廃炉にするか、汚染された土、溶け落ちた制御棒を少しでも少ないリスクで管理し続けていくのか、これを議論しなきゃいけないのではないでしょうか。命懸けで子供たちの未来を守るために……

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