平木大作 (公明党)

2026年6月2日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

公明党の平木大作でございます。

今日は、日・インド関係を中心に質疑を進めさせていただきたいと思っております。

まず、先週、五月二十六日ですけれども、日米豪印四か国の枠組みであるクアッドの外相会合開催をされました。茂木大臣もここに御参加をされているわけであります。

クアッドってなかなかちょっとつかみどころがないというか、外から見ていると分かりにくい枠組みなのかなというふうに思っています。あえてこの四か国をくくるならば、インド太平洋地域における主要民主主義国のグループなんだと、こういう言い方ができるかもしれませんが、必ずしもいろんな面で一枚岩の四か国というわけではありません。

また、特に今、アメリカのトランプ政権がなかなかこのマルチの枠組みというものを余り重視していないように見える中で、クアッドもしばらくお休みなのかなと思っていたら、今回このような形で外相会合が開かれた。なので、国内の今回メディアを、例えば新聞等見ていると、割と見出しに多かったのが、クアッドの再起動ですとか再結束みたいな形の書きぶりをしていました。これまで寝ていたわけじゃないんだと思うんですけれども、ただ、なかなか、何を目指すのか、あるいはどういうグループなのかということがいまいち外に分かりにくい中において、今回の会合というのは国内ではそう受け止められたんだろうというふうに思っています。

また、やっぱり難しくしているのはインドでありまして、私、インド大好きなんですけれども、この外交方針という意味でいくと、戦略的自律性という方針。要は、言い方格好いいんですけれども、ある意味全方位でおいしいところをつまみ食いしているようにも見えなくもない。特にエネルギーですとか安全保障に関して言うと、インドはもう極めて明確にロシアと距離が近いということもあるわけであります。

やっぱり、こういう中で、今回も、日本ではこの五月のクアッドというものがとても注目されましたが、同じ月の中で、中国とロシアが参加するこのBRICSのいわゆる会合も、これニューデリーでやられているわけですね。

なので、ますますちょっと、外から見ていると何がやりたいのかが分かりにくくて、海外のメディアもこれちょっと見てみると、今のこのインドの姿勢を、見出しとしては、ビジー・ドゥーイング・ナッシングと。要は、インド外交というのは、忙しくしているんだけど、何がしたいのか分からない、何もしていないみたいな形のいわゆる見出しで評価されているということで、何かちょっと、クアッドどうなるんだろうという思いがやっぱりあります。

ただし、私、今回、そういう意味で、是非茂木大臣に、この参加された感触も含めてお伺いしたいんですが、インドの、今回も、ジャイシャンカル外相、クアッドというものは何なのかということに、問いについて、クアッドというのは自由で開かれたインド太平洋のための戦略的プラットフォーム、つまりFOIPのためのプラットフォームなんだよということを言っていて、大分、実は日本の立ち位置にここはすごく寄ってきているんじゃないかというふうにも受け取った次第であります。

改めて、ここ、茂木大臣に、このタイミングでこのクアッドの外相会合を開かれた意義、そして、今後クアッドって一体何を目指していくのかということについてお伺いしたいと思います。

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