質問にお答えさせていただく前に、私が前回外務大臣であった当時に北海道大学の教授が拘束をされると、そういう事案が起こりまして、そのときに、当時の私のカウンターパートでありました王毅外務部長よりもたまたまより上のレベルの幹部と会う機会がありまして、直接相当強く働きかけをいたしました。そのことがどこまで、何というか、そのことだけではないと思いますが、様々な働きかけによりまして解放がなされたということもありまして、有識者で、例えば町の本屋さんで書籍を買ったと、ただ、それがたまたま元々はマル秘の書籍であったと、本屋で売っていること自体が私は問題だ思うんですけれど、そういうことで捕まってしまうというのは不当ですから、きちんとやっぱりそういった、何というか、事実関係を示して、この日本の有識者、これは邦人全員でありますが、これが不当な活動というか、不審な活動をしていないと、こういったことはきちんと示していかなければいけない。
また、中国の場合、スパイ活動防止法の中にいろいろ列挙してあって、最後にその他というのがあるんですよね。その他というのがあると全てのことが入ってきてしまうということでありまして、そういった法律についてもどう解釈するかということは極めて重要だと思っております。
その上で、御質問でありますが、中国との間で戦略的互恵関係、これを包括的に推進をして建設的かつ安定的な関係を構築していく、この方針は一貫をしております。
現在、中国との間では、尖閣諸島情勢を含みます東シナ海や南シナ海における力又は威圧によります一方的な現状変更の試みであったりとか、我が国周辺での一連の軍事活動を含めまして、数多くの懸案や課題が存在している、若しくは増加をしているということでありまして、このように日中間に懸案と課題があるからこそ意思疎通を図っていくことが重要だと考えております。
我が国としては、中国との様々な会話について、対話についてオープンであります。こういった姿勢の下、今後とも国益の観点から冷静かつ適正、適切に対応していきたいと思っております。
委員も御案内のとおり、例えばオーストラリアもそうですし、様々な国が非常に、何というか、中国との間で緊張した関係というか、こういった状況が続いていたと、こういう時期もありまして、そういった経験も私なりにもお聞きをしているところであります。
その上で、今、じゃ、現在、私なりに誰か政権の幹部、ハイレベルが中国の要人と会う予定があるかというと、そういったものは決まっておりませんけれど、我々はオープンでありますから、いつどこであっても案件があれば喜んで私はお会いをしたいと、このように思っております。
55
山田吉彦(国民)
学術交流の会議のときは、できるだけ対面で、直接会って話をしたいと私どもの方も考えております。オンラインの会議というのは、今かなり普及して機会も多いんですが、相手の顔色が分からないんです。表情が読み切れない。そこでお互い研究者としては判断しながら真実を探っているところなんですが、できるだけ直接、中国にも、あるいは日本に中国の研究者が来れるような環境、今整えていかなければいけない、整えておかなければいけない時期だと考えております。
実際に今、中国でどのほどの邦人、有識者と言われる方が拘束されているという事態が起こっているんでしょうか。
この発言のページ
56實實生泰介外務省領事局長
お答え申し上げます。
二〇一四年十一月に中国においていわゆる反スパイ法が施行されて、初めて邦人の方の拘束が確認されたのが二〇一五年の五月なんですけれども、それ以降、十七名の邦人の方が拘束されたことを確認しており、そのうち十一名は帰国済みでありまして、一名の方が服役中に病気でお亡くなりになっています。その結果、現在帰国に至っていらっしゃらない邦人の数は五名ということで、この五名全員が服役中であるわけですけれども、それがどういう方であるのかといった人定事項については、プライバシー保護の観点からお答えを差し控えさせていただければと思います。
いずれにしまし…
この発言のページ
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山田吉彦(国民)
やはり邦人の安全というのを、そして一日も早く無事にお帰りいただけるように、努力引き続きしていただけること、期待してございます。
日中関係、今非常に緊迫している状態であると思います。今後、日中関係をどのように進めていくのか、具体的な外交予定等があればお教えいただきたいと思います。
この発言のページ
- (上の発言)
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茂木敏充(自民)外務大臣
質問にお答えさせていただく前に、私が前回外務大臣であった当時に北海道大学の教授が拘束をされると、そういう事案が起こりまして、そのときに、当時の私のカウンターパートでありました王毅外務部長よりもたまたまより上のレベルの幹部と会う機会がありまして、直接相当強く働きかけをいたしました。そのことがどこまで、何というか、そのことだけではないと思いますが、様々な働きかけによりまして解放がなされたということもありまして、有識者で、例えば町の本屋さんで書籍を買ったと、ただ、それがたまたま元々はマル秘の書籍であったと、本屋で売っていること自体が私は問題だ思うんですけれど、そういうことで捕まってしまうというのは不当ですから、きちんとやっぱりそういった、何というか、事実関係を示して、この日本の有識者、これは邦人全員でありますが、これが不当な活動というか、不審な活動をしていないと、こういったことはきちんと示していかなければいけない。
また、中国の場合、スパイ活動防止法の中にいろいろ列挙してあって、最後にその他というのがあるんですよね。その他というのがあると全てのことが入ってきてしまうということでありまして、そういった法律についてもどう解釈するかということは極めて重要だと思っております。
その上で、御質問でありますが、中国との間で戦略的互恵関係、これを包括的に推進をして建設的かつ安定的な関係を構築していく、この方針は一貫をしております。
現在、中国との間では、尖閣諸島情勢を含みます東シナ海や南シナ海における力又は威圧によります一方的な現状変更の試みであったりとか、我が国周辺での一連の軍事活動を含めまして、数多くの懸案や課題が存在している、若しくは増加をしているということでありまして、このように日中間に懸案と課題があるからこそ意思疎通を図っていくことが重要だと考えております。
我が国としては、中国との様々な会話について、対話についてオープンであります。こういった姿勢の下、今後とも国益の観点から冷静かつ適正、適切に対応していきたいと思っております。
委員も御案内のとおり、例えばオーストラリアもそうですし、様々な国が非常に、何というか、中国との間で緊張した関係というか、こういった状況が続いていたと、こういう時期もありまして、そういった経験も私なりにもお聞きをしているところであります。
その上で、今、じゃ、現在、私なりに誰か政権の幹部、ハイレベルが中国の要人と会う予定があるかというと、そういったものは決まっておりませんけれど、我々はオープンでありますから、いつどこであっても案件があれば喜んで私はお会いをしたいと、このように思っております。
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山田吉彦(国民)
ありがとうございます。
やはり対話、この状況だからこそ対話は非常に重要だと感じております。
続きまして、今、北朝鮮の動向というのは急速にまた心配になっております。
四月十九日、戦術弾道ミサイル五発が試射されたと報道されております。クラスター弾を搭載していると見られております。その脅威、日本に対する脅威、対策についてお教えいただけたらと思います。
この発言のページ
60萬萬浪学防衛省防衛政策局長
お答え申し上げます。
御指摘ございました今月十九日、日曜日の北朝鮮による弾道ミサイルの発射に関しまして、各種報道では、弾道ミサイルに搭載するクラスター弾の威力などの確認であったと、確認するための試験であったという報道がなされているところでございます。
今般の発射を含めまして、核・ミサイル開発を始めとする北朝鮮の軍事動向につきましては、我が国の安全保障にとって従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威となっているというふうに認識してございまして、防衛省といたしましては、我が国周辺においてミサイル戦力が著しく増強されている中で、ミサイル迎撃能力の更なる向上、あ…
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山田吉彦(国民)
かなり脅威のレベルというのは上がってきていると思います。今回のクラスター弾に関しましては、我が方もなんですが、隣国韓国、非常に危険な状態までなっていると思います。決して私としては竹島問題許容することはできませんが、アジアの平和を守るということで、韓国との関係というのを、親密な関係というのも重要だと考えております。
北朝鮮に対する韓国との協力関係、現状を具体的にお教えいただけたらと思います。
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