坂田奈津子外務省大臣官房政策立案参事官

2026年4月2日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 79 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答え申し上げます。

現在のこの不安定な国際情勢下、その中にあって、ソフトパワーをめぐる国際的な競争というのも激化してございます。こうした中で、我が国の政策、立場、こういったものも含めて、我が国と国民が好意的に受け止めてもらえるような、そういった国際環境を醸成するというのがとても大事だと思ってございます。

こうした観点から、我が国の文化外交の抜本的強化、これは待ったなしの急務であり、ここで対応を見送ると、外交活動の基盤の弱体化、そういったことにもつながりかねないと、こうしたまさに危機感から、背水の陣とまで銘打って今回予算要求してございます。

令和八年度の政府予算案、これにおきまして、文化外交の抜本的強化、これを柱の一つというふうに位置付けまして、予算面で強化を図っていると。そのほか、重点として、まず二つ申し上げますが、一つは、親日派、知日派、こういった方々を拡大するための人的・文化交流、それから二つ目として、日本への信頼、好感度、親近度、親近感ですね、こういったものを増強していく、これら二点を重点的に取り組んでいこうと考えております。

具体的な取組、御紹介します。まず、グローバウサウス諸国、今よく皆さんの関心にも上がっていると思います。こういった国をターゲットとした新しい事業を考える中で、最初申し上げた一つ目の知日派、親日派を拡大する取組の一環として、日本語教育の導入・普及促進事業、こういったものを実施していくと。それから二つ目、先ほど申し上げた日本への信頼、好感度を高めるという観点から、日本人のアーティストの派遣ですとか日本文化のコンテンツの展開、こういったことを実施していければというふうに考えてございます。

このように、日本の強み、我が国の強みでありますコンテンツ、こういったものも活用しながら、あと民間の方々とも連携しながら、二国間関係の深化、深まりにもつながるようなそういった文化外交の強化ということに努めていきたいと思っておりますし、こうした取組を通じて、日本に好意を持ってくれる、そういうジャパン・フレンズの輪というものを一層広げてまいりたいと考えてございます。

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