御質問ありがとうございます。
まさしく、経済産業省の原子力小委員会の下に革新炉ワーキンググループというものがございまして、そこの中でロードマップを検討をしているところでございます。
先生がおっしゃられたような、SMRであるとか、これは軽水炉のSMRだったりとか、高温ガス炉であるとか、そういうものは日本の得意な技術も関わってきておりますので、どうしてもやっていかなくちゃいけない技術だというふうに考えています。
なぜそうなのかというところで、まず一つ申し上げますと、SMR、Sはスモールなんですが、Mがモジュラーなんですね。モジュラーというのは標準化ということですので、標準化の大量生産を前提としたデザインがされているということです。そうすると、今までテレビだったりそういったものがどんどんプラモデル化していったように、原子炉の生産も、もしかするとモジュラーとしてプラモデル的に造られる時代が来るかもしれない。そこにアメリカを中心としていろいろな国が力を注いでいるわけです。
なぜそうなのかというと、別に、データセンターの中に、隣にSMRを置いたりとか、もっと言えば、今、月に、月面にデータセンターを置く、原子炉を置くという計画もある。もっと言えば、船の中に小さいものを積む。これは、日本の造船業界も連合して、イギリスのコアパワーというところに出資をしています。そういったような新しい動力源として使えるかもしれないという可能性もある。そういった原子力利用の広がりの中でSMRが出てきているということを理解をしておかなくてはならないんだと思っています。
この間ロサンゼルスの方に行きましたら、スペースXの方々がベンチャーとしてつくっている原子炉のメーカーがありまして、それは一メガです。災害用に出荷をする。来年、再来年にはもう出荷ができる、商用化の段階に入ってきています。そういった新たな営みの中に日本が遅れるわけにはいかない。もちろん核融合も大事なんですが、その手前の革新炉の原子力において、原子力の技術を維持していくということが、日本の中に唯一の産業として整っている原子力産業を維持していくことが重要だということを改めて申し上げたいというふうに思っております。
以上です。
133横横田光弘(維新)
日本維新の会の横田でございます。
今日は、公述人の先生方、本当に私、参考になりました。ありがとうございます。
今日は、電力、そして次世代のエネルギーということについて質問させていただきたいと思っております。
AIの需要が、今ですら、明日若しくは来月、来年、どのくらい広がっていくのか分からないという今のこの現状。それから、DXと言われているようなデジタル化の推進によって、データセンターが非常に今世界中で増えていますよね。そういう中で、やはり私たちが考えなければいけないのは、電力の需要がこれからどうなっていくのかということであります。
今回、対米投資…
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134遠遠藤典子早稲田大学研究院教授
ありがとうございます。
第七次エネルギー基本計画の中の需要の、二〇四〇年の需要は一・二兆キロワットだったと思います。
その見通しが甘いかどうかということにつきましては、私個人の考え方とすると、AIやデータセンターの需要、この拡大のスピードからすると、もしかするとそれを上回るような電力の需要が、省エネやそういったような削減の取組を上回る可能性も出てきているというふうに考えております。
ただ、それの確定性というのか、そういうものは少し分からないところもまだあるということでございます。
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135横横田光弘(維新)
需要というのは多分増えてくるんだろうなというのを、専門家でもないけれども、私でも何となく分かるような気がします。
そういったところで、例えばNTTが光の半導体素子を作ってみたり、それから光ファイバーを、日本は張り巡らされていますけれども、更に高性能にしていく、いろいろな努力がされています。それでもやはり電力は増えていく、こういうような状態の中で、エネルギーミックスは本当に考えていかなきゃいけない。その中で非常に重要になってくるのは、先ほど遠藤先生がおっしゃったように、やはり原子力発電ということであります。
私たちの日本というのは、自然とともに生きてき…
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- (上の発言)
136遠遠藤典子早稲田大学研究院教授
御質問ありがとうございます。
まさしく、経済産業省の原子力小委員会の下に革新炉ワーキンググループというものがございまして、そこの中でロードマップを検討をしているところでございます。
先生がおっしゃられたような、SMRであるとか、これは軽水炉のSMRだったりとか、高温ガス炉であるとか、そういうものは日本の得意な技術も関わってきておりますので、どうしてもやっていかなくちゃいけない技術だというふうに考えています。
なぜそうなのかというところで、まず一つ申し上げますと、SMR、Sはスモールなんですが、Mがモジュラーなんですね。モジュラーというのは標準化ということですので、標準化の大量生産を前提としたデザインがされているということです。そうすると、今までテレビだったりそういったものがどんどんプラモデル化していったように、原子炉の生産も、もしかするとモジュラーとしてプラモデル的に造られる時代が来るかもしれない。そこにアメリカを中心としていろいろな国が力を注いでいるわけです。
なぜそうなのかというと、別に、データセンターの中に、隣にSMRを置いたりとか、もっと言えば、今、月に、月面にデータセンターを置く、原子炉を置くという計画もある。もっと言えば、船の中に小さいものを積む。これは、日本の造船業界も連合して、イギリスのコアパワーというところに出資をしています。そういったような新しい動力源として使えるかもしれないという可能性もある。そういった原子力利用の広がりの中でSMRが出てきているということを理解をしておかなくてはならないんだと思っています。
この間ロサンゼルスの方に行きましたら、スペースXの方々がベンチャーとしてつくっている原子炉のメーカーがありまして、それは一メガです。災害用に出荷をする。来年、再来年にはもう出荷ができる、商用化の段階に入ってきています。そういった新たな営みの中に日本が遅れるわけにはいかない。もちろん核融合も大事なんですが、その手前の革新炉の原子力において、原子力の技術を維持していくということが、日本の中に唯一の産業として整っている原子力産業を維持していくことが重要だということを改めて申し上げたいというふうに思っております。
以上です。
137横横田光弘(維新)
ありがとうございます。
そういうことだと思います。今、それこそ世界がしのぎを削っている、アメリカ、中国に限らずですね。そういう中で、私たち日本が、それなりのというか非常に優れた技術をやはり有していることは間違いありません。それこそ三菱電機さんも、三菱重工さんも、NECも、日立も、みんなそうだと思うんですよね。そういった方々、それからあとはベンチャーのスタートアップの人たちも含めて、いわゆる学術機関も総合して、やはりこういった問題に取り組むべきだと私は思っております。
そこで、今先生もちらっとおっしゃった核融合、フュージョンのエネルギーについてお伺いし…
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138遠遠藤典子早稲田大学研究院教授
ありがとうございます。
成長戦略会議の中の十七つの柱の中に、フュージョンエネルギーが入っております。たくさんのベンチャー企業が資金を集めてそこに投入しているところでございますし、フランスのITERでは、日本も中核的な技術を担っているということになります。
もちろん、まだまだ未来の技術である、発電にすぐさま効果をもたらすかということは別ですけれども、科学技術としては日本の中でしっかりとキープをしていかなくてはならない技術だと思っておりますので、こちらは十七の中の一つとしてしっかり育てていく必要があるんだと思っております。
以上です。
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139横横田光弘(維新)
最後に一言。本当に今先生がおっしゃっていただいたように、この分野をやはり国を挙げて議論し、そして実現に向けて進んでいかなきゃいけないし、お金をやはり調達しなければいけない。こういうところから官民を挙げて前進することが重要だと考えております。
これで質問を終わります。ありがとうございました。
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