ありがとうございました。
三つの形とも、これからの時代の人材育成としては非常に重要な取組であると思いますけれども、それぞれの取組に肝がありますけれども、やはり、三つの共通する肝として大きく三点あると思います。
やはり、それぞれ課題解決の能力の育成を挙げていますけれども、その手前で、しっかりとした独自の観点で課題を見つけ出す能力が重要であり、それこそAIで代替できない力だと思います。
二点目は、そこに行くためには探求学習が大事で、じゃ、その源泉は何かというと、まず、そのテーマに対して好きかどうかというところが重要だと思いますので、やはり、しっかり、そういった学習というのは、高校でいきなりやるのではなくて、小中学校からそういった芽を育成していくことが重要だと思いますので、こういった観点を是非小中学校でも共にやっていただきたいと思います。
そして、三点目は、社会との往還学習。より実践的で、学びと生活がつながる楽しさ、これがやはり学びを深めていく源泉だと思います。
そういった中で一つ思うのは、今、例えば、東京都立六郷高校なんかは既に理論と実践の融合をやっていまして、理論は学校で学びながら、実践は一般の会社でやっていくというふうな取組を、例えば、二年生、三年生は約二か月間の長期実習をやっています。この中で、全体の約半数が実習先に就職したり、就職率は一〇〇%、マッチングもうまくいって離職率が少ないというふうなこともあるんですけれども。
一個だけちょっとこの専門高校の改革のところで気になったのが、多分、結構な予算をつぎ込んで設備を整えていこうというふうに考えているんじゃないかなと思います。そして、そのパイロット校にいろいろな学校から実習に来るパターンというのを考えていると思うんですけれども、私は、そうやるよりも、やはり、どんどん技術革新が進んでいきますので、新しい機械も出てきます、そのたびに莫大な予算もかかっていくので、そういう発想でやりますとまた同じことになると思いますので、是非思い切って、そういった技術的な機械等の購入は企業にあるものを使っていくというふうなぐらいの発想の方が、この理念の教育も深まっていくと思いますし、無駄にそういった多額のところをパイロット校につぎ込んでいくということについては少し検討が必要ではないかなというふうに思いますので、その点にも考慮して進めていただけたらと思います。
次に、高校改革の議論を進めていく上で、もう一点、現場から強く寄せられている声について伺います。
高校の先生方からは、大学入試に出ない探求学習に力を入れても生徒や保護者に理解されにくいという切実な声が根強くあります。実際、カリキュラム上は探求学習やプロジェクト型学習を位置づけていても、大学入試の評価と十分につながらなければ、どうしても従来型の受験対策に引き戻されてしまうという現場の声であります。
今回示された高校教育のグランドデザインの中には、高校の学びを適切に評価できる大学入試の検討を進めることが明記されていますが、その具体的な工程表や、いつまでにどのような形で入試に反映されていくのかという道筋は必ずしも示されていませんけれども、この高校教育改革のデザインと整合性を図りながら安心して新しい学びに踏み込めるように、今後、この過程等については、どのような具体的な方向性を持って、スケジュール感で検討されているのか、大臣の見解を求めます。
163
高市早苗(自民)内閣総理大臣
イランですけれども、地域の大国でもあり、豊富な天然資源を有し、我が国との間でも長年にわたる関係を築いてきた国でございます。
その上で、先ほど外務大臣からも私からも答弁をしましたとおりの強い申入れは行っております。
日本としては、イランが国際社会の懸念にしっかり応えて中東地域の平和と安定のために建設的な役割を果たすということが情勢の鎮静化につながり、ひいてはイラン国民の皆様の平穏な生活の回復にもつながっていくと考えております。
G7各国からも、やはりイランにお住まいの国民の皆様に対する心配、また支持をする声、これは上がっていると承知をいたしております…
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164山山崎正恭(中道)
最初に質問したアメリカとの関係も含めて、一日も早くイランの皆様方の命が守れるような対策を是非働きかけていただきたいと思います。
それでは、次の質問につきましては、午前中にもう既に聞いておりますので、これは飛ばしたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、私は、法案が通ればこの四月から実施予定の高等学校等就学支援金制度の拡充、いわゆる私立高校の授業料の実質無償化と、小学校の給食の抜本的な保護者支援について、自民党、日本維新の会、公明党の三党協議の実務者として関わってまいりました。
これにつきましては、我が党の後藤祐一議員が先日の予算委員会で、国…
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165
松本洋平(自民)文部科学大臣
お答えをいたします。
まずは、山崎委員におかれましては、三党協議実務者として大変議論をリードしていただいたことに心から敬意を表したいと思います。
文部科学省におきましては、先般、高校改革の方向性等を示したグランドデザインを公表し、また、公立高校を対象に、令和七年度補正予算で設けました高校教育改革促進基金を通じまして、三つの類型に応じた改革先導拠点のパイロットケースの創出に取り組むこととしております。今委員から御指摘があったとおりであります。
大切なのは、おっしゃるとおりで、こうした先導拠点の創出と併せて、その成果を広く他の高校にも広げていくことだと…
この発言のページ
- (上の発言)
166山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
三つの形とも、これからの時代の人材育成としては非常に重要な取組であると思いますけれども、それぞれの取組に肝がありますけれども、やはり、三つの共通する肝として大きく三点あると思います。
やはり、それぞれ課題解決の能力の育成を挙げていますけれども、その手前で、しっかりとした独自の観点で課題を見つけ出す能力が重要であり、それこそAIで代替できない力だと思います。
二点目は、そこに行くためには探求学習が大事で、じゃ、その源泉は何かというと、まず、そのテーマに対して好きかどうかというところが重要だと思いますので、やはり、しっかり、そういった学習というのは、高校でいきなりやるのではなくて、小中学校からそういった芽を育成していくことが重要だと思いますので、こういった観点を是非小中学校でも共にやっていただきたいと思います。
そして、三点目は、社会との往還学習。より実践的で、学びと生活がつながる楽しさ、これがやはり学びを深めていく源泉だと思います。
そういった中で一つ思うのは、今、例えば、東京都立六郷高校なんかは既に理論と実践の融合をやっていまして、理論は学校で学びながら、実践は一般の会社でやっていくというふうな取組を、例えば、二年生、三年生は約二か月間の長期実習をやっています。この中で、全体の約半数が実習先に就職したり、就職率は一〇〇%、マッチングもうまくいって離職率が少ないというふうなこともあるんですけれども。
一個だけちょっとこの専門高校の改革のところで気になったのが、多分、結構な予算をつぎ込んで設備を整えていこうというふうに考えているんじゃないかなと思います。そして、そのパイロット校にいろいろな学校から実習に来るパターンというのを考えていると思うんですけれども、私は、そうやるよりも、やはり、どんどん技術革新が進んでいきますので、新しい機械も出てきます、そのたびに莫大な予算もかかっていくので、そういう発想でやりますとまた同じことになると思いますので、是非思い切って、そういった技術的な機械等の購入は企業にあるものを使っていくというふうなぐらいの発想の方が、この理念の教育も深まっていくと思いますし、無駄にそういった多額のところをパイロット校につぎ込んでいくということについては少し検討が必要ではないかなというふうに思いますので、その点にも考慮して進めていただけたらと思います。
次に、高校改革の議論を進めていく上で、もう一点、現場から強く寄せられている声について伺います。
高校の先生方からは、大学入試に出ない探求学習に力を入れても生徒や保護者に理解されにくいという切実な声が根強くあります。実際、カリキュラム上は探求学習やプロジェクト型学習を位置づけていても、大学入試の評価と十分につながらなければ、どうしても従来型の受験対策に引き戻されてしまうという現場の声であります。
今回示された高校教育のグランドデザインの中には、高校の学びを適切に評価できる大学入試の検討を進めることが明記されていますが、その具体的な工程表や、いつまでにどのような形で入試に反映されていくのかという道筋は必ずしも示されていませんけれども、この高校教育改革のデザインと整合性を図りながら安心して新しい学びに踏み込めるように、今後、この過程等については、どのような具体的な方向性を持って、スケジュール感で検討されているのか、大臣の見解を求めます。
167
松本洋平(自民)文部科学大臣
大変重要な御指摘だと思います。
高校において生徒自らが問いを設定する探求的な学びを進めて、大学入試などでそれをどのように評価をしていくのかということは、重要な課題であるというふうに承知をしております。
文部科学省といたしましても、能力、意欲、適性などを多面的に総合的に評価する大学入試改革を既に進めているところでありまして、令和七年度には、五割以上の大学入学者が総合型選抜や学校推薦型選抜で入学をしているところであります。
今般の高校、大学、大学院一体改革におきましては、高校において、文理双方の素養を有する人材の育成や専門高校の機能強化を進めるとともに…
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168山山崎正恭(中道)
高校教育改革、最後に総理に一点だけお伺いします。
二〇四〇年には高校一年生の数が現在より三六%減少すると見込まれる中で、なかなか全て今の形のまま維持することは困難であります。定員充足率を上げることだけを目的に安易に統合を進めるべきではなくて、教育アクセスの確保を大切にしながら高校教育の質の向上を両立させる観点から、地域住民の反発も予想される高校の統廃合、再編問題に対して、やはり、一定、国として方向性を示していく必要があるというふうに思いますけれども、どのように総理として政治的なリーダーシップを発揮されるのか、お伺いいたします。
この発言のページ
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
高等学校の配置、規模の適正化は非常に大きな課題です。
公立高等学校の配置は、高校標準法に基づきまして、これは都道府県において判断される事柄ですので、都道府県で地域住民の皆様の御意見を伺いながら御判断いただくものになります。
その上で、政府としましては、公立高校については全国どこにいても多様で質の高い学びを保障することが重要でありますので、先般策定した高等教育改革に関するグランドデザインにおきまして、地理的アクセスの確保に留意した学校配置、規模の適正化を図るということとともに、小規模校の教育条件の改善につきましては、学校間連携による遠隔授業の活用、専門…
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