児童生徒の心身の健康課題に対応するため、養護教諭も含めました学校における体制の整備はもちろん、組織的な対応や、学校や児童心理治療施設との連携体制を構築することは重要であると考えております。
一方で、児童心理治療施設内に設置される分教室も含めました分校等への養護教諭の配置についてでありますが、地域の実情等も踏まえ、各学校の設置者において判断されているところであります。
文部科学省といたしまして、学校における養護教諭の支援体制の強化を図るため、養護教諭の資格を有する者を学校に派遣する事業というものを実施しているところでありますが、この事業は、分校、分教室への派遣に活用することも可能となっているところであります。
引き続き、学校と関係機関との連携の下、児童生徒への支援体制が整備されるよう我々として努めてまいりたい、そのように考えております。
32山山崎正恭(中道)
ありがとうございます。
例えば、高知県の場合は、児童自立支援施設の方は、南国市立北陵中学校希望が丘分校となっています。これは、設置のときに、南国市さんの御理解と御協力の下で分校が設置されたというふうに伺っております。
一方、児童心理治療施設の方はまだ分教室の体制になっており、教室は児童心理治療施設の二階を間借りするような形になっておりまして、教室は、小中学校の一般的な教室の四〇%ぐらい、四割ぐらいの広さの教室が一つと、三〇%ぐらいの広さの教室が一つ、そして、本当に少人数、三人か五人ぐらいで学習できる小さな教室が二つ。体育館はなく、少し広めの廊下があり…
この発言のページ
33
松本洋平(自民)文部科学大臣
先ほどの答弁の繰り返しになる部分もあるんですけれども、児童生徒の状況に応じた適切な指導が行われることは大変重要と考えておりまして、分校、分教室にかかわらず、いずれも我々といたしましては重要であり、子供たちに対して、児童生徒に対して適切な指導が行われるように我々としては努めてまいりたい、そのように考えているところであります。
あくまでも、分校とするのか分教室とするのかというものについては、様々な状況を踏まえまして各教育委員会において適切に判断をされているというふうに考えておりますが、文部科学省として、教育活動の充実に向けた各教育委員会における検討に資する…
この発言のページ
34山山崎正恭(中道)
もう一点。分校設置は自治体の理解も必要であり予算も必要でありまして、少し設置には時間がかかる面もありますが、すぐにできることとして現場からの要望の声が大きいのが、児童心理治療施設に養護教諭を配置してほしいということです。
心理治療を必要とする子供たちなので、やはり学校生活の場に養護教諭がいることで、子供たちも教員も非常に安心感があります。また、対教師暴力が発生することもあり、どうしても配置される教員は男性が多くなりがちであり、今も、高知県は中学部は三名とも男性であります。女生徒からは女性の教員を配置してほしいという声もあるとお聞きしました。
養護教諭…
この発言のページ
- (上の発言)
35
松本洋平(自民)文部科学大臣
児童生徒の心身の健康課題に対応するため、養護教諭も含めました学校における体制の整備はもちろん、組織的な対応や、学校や児童心理治療施設との連携体制を構築することは重要であると考えております。
一方で、児童心理治療施設内に設置される分教室も含めました分校等への養護教諭の配置についてでありますが、地域の実情等も踏まえ、各学校の設置者において判断されているところであります。
文部科学省といたしまして、学校における養護教諭の支援体制の強化を図るため、養護教諭の資格を有する者を学校に派遣する事業というものを実施しているところでありますが、この事業は、分校、分教室への派遣に活用することも可能となっているところであります。
引き続き、学校と関係機関との連携の下、児童生徒への支援体制が整備されるよう我々として努めてまいりたい、そのように考えております。
36山山崎正恭(中道)
ありがとうございました。
最後に、元教員で現在、児童心理治療施設の施設長を務める方がいます。この方は、教員時代には児童自立支援施設の分校にも勤務されていた方で、長く子供たちの生徒指導を行い、最後は校長を務められましたが、その施設長さんが私に言ってくださった言葉が深く心に残っています。
それは、児童心理治療施設と学校、分校、分教室の関係は、いわば治療と教育という異なる専門性を持つ二つのプロ集団が一人の子供のためにタッグを組むという非常に高度で繊細な営みです。施設にとっては学校が治療の成果を試す最高の社会復帰の場となり、学校にとっては施設が教育だけでは解…
この発言のページ
37
松本洋平(自民)文部科学大臣
まず、六郷工科高校に御視察に行っていただきまして、本当にありがとうございます。
工業高校を始めとする専門高校では、理論と実践を往還させながら、実践的、探求的な学びを深めていくことが大変重要であります。その際、六郷工科高校のように、理論は主に学校で、実習は主に産業現場で行うといったような取組は大変有効な手段の一つであると認識をしております。
文部科学省におきましても、本年二月に公表した高校教育改革のグランドデザインにおきまして、専門高校の機能強化、高度化を重要な柱の一つとするとともに、新しい学校のイメージといたしまして、地域産業や社会の課題を解決できる…
この発言のページ
38山山崎正恭(中道)
当日の議論の中で、ある委員さんが、やはり地元の企業に人材が供給されないというふうなお話がありました。そういう悩みが全国的に見られる中、六郷高校では、デュアルシステムコースの生徒が約九割、地元企業に就職しています。
そういった中で、すばらしい取組だなと思うんですけれども、一方、私の四国なんかで企業の皆さんが最近言われ出したのが、もう高校段階からでは遅くて、もう少し、中学校の段階から私たちの産業に注目してもらわないと間に合わないんだというふうなことがあります。
そういった中で、中学校段階から探求学習の中で好きを見つけて、実学との往還学習を取り入れる等の柔…
この発言のページ