望月禎文部科学省初等中等教育局長

2026年4月24日・第221回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 146 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

お答え申し上げます。

紙媒体とデジタル媒体での学習効果などを比較する幾つかの研究があることは承知をしてございます。それぞれの研究によりまして、その対象、被験者の年齢、あるいはデジタル媒体への慣れといった様々な条件がございますので、必ずしも同じように比べることはできないと思ってございます。紙優位の結果が出ているものもあれば、その中ではデジタル優位の結果が出ているものもあって、一概に紙かデジタルどちらかという結果ではないというふうに承知をしてございます。

その上で、文部科学省において小学校五年生を対象に国語で実施した実証研究では、現行の教科書代替のデジタル教科書を使用した学習と紙の教科書を使用した学習で比較を行ったところ、学習後に行った記憶や理解テストでは同等の結果となってございます。

また、先ほど来から御答弁申し上げてございますけれども、これまで教科書代替教材としての学校現場で活用していただいた英語等の実証研究においては、主体的にデジタル教科書をいつも使う、あるいは、よく使う子供たちは、これは使い方一つではあるんですけれども、より自分たちから進んで学べるようになった、あるいは、理解が進んだ、その教科が好きになった、そういった結果も出てございます。

デジタル部分で学んだことをしっかり自分でも紙でまとめたり、あるいは、それを繰り返し自分で学習したりという、そうした活動というのはデジタルを取り入れる教科書においても重要でございまして、今回の新たなデジタルを含む教科書において、動画や音声による説明も可能にしてございますので、引き続き実証研究などを通じた学習効果についても我々としても注視してまいりたいと考えてございます。

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