先生おっしゃるとおりに、遺伝子組み換え体とゲノム編集は全く違う技術でございます。
ゲノム編集というのは、過去、我々が育種をしてきて、長年かけて例えば一つの遺伝子を欠落させていくというようなことが短時間でできる。遺伝子組み換え体というのは、その植物体が本来持っていないものが入りますので痕跡が残ります。我々はその痕跡を見てこれは遺伝子組み換え体だなというのは分かりますけれども、我々が今育種をしている、長い年月をかけて一つの遺伝子を変えていくような、自然の中で起こり得ることを短時間でやるのがゲノム編集でございます。
それによってどういうことが起きるかというと、短時間で育種ができる、今まで十年かかっていったものが、物によっては三年、四年で仕上がっていくというメリットがございます。それによって、我々が体感する以上に進んでおります今の気象変動に対して対応できる。
ただ、やはり消費者の方は、まだ遺伝子組み換え体とゲノム編集の区別がついていない消費者の方が大変多うございますので、そこら辺の違いを消費者の方々に少しでも分かっていただける活動を政府としてやっていただけると我々としては大変助かるということでございます。
103林林拓海(みらい)
ありがとうございます。
今回の法改正でいわゆる防御力というんですか、こういったものが高まるという御認識をお伺いできたかと思います。
油木参考人に重ねてお伺いしたいんですが、今回の種苗について権利を保護するという観点で、新しく管理といいますか、サポートする機関が新設されるということも含めて、両参考人はありがたいというふうにおっしゃっていたかと思うんですが、先ほどお配りいただいた資料の中でも、たくさんの種苗会社の方々とコミュニケーションされることが多いかと拝察するんですけれども、個人の育種家の方ですとか、あるいは中小の育種家の方もいらっしゃると思っており…
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104油油木大樹一般社団法人日本種苗協会会長/株式会社武蔵野種苗園代表取締役社長
お答えいたします。
従来ですと、個人の育種家で有望品種がありますと、我々種苗メーカーとある程度タイアップをして、両者合意の下で品種登録をしたりしている場合がございました。昨今は個人育種家の方々もいろいろな育種をされておりまして、今般のような知的財産を管理するような組織ができますと、御自分の品種登録がそこでできたり、いろいろ簡素化がされると思います。我々種苗会社でも、大手の方はそれを自前でできますけれども、やはり、中小、それと品目が絞られている会社ですね、例えばキュウリだけやっている、スイカだけやっているような会社が中小でありますので、そういう会社にとっ…
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105林林拓海(みらい)
ありがとうございます。
従来と比較して、そういった機関が新設されるとなれば、個人でも中小でも助かる部分があるのではないかという御意見だったかと思います。ここは、実際に新設されてどういった運用がなされていくのかというところで、運用上の実効性の担保がなされることをしっかり見ていく必要があると考えておりますので、そこもしっかりとやっていきたいと思います。
油木参考人にまたちょっと別の質問をお伺いしたいんですが、本日の質問の中でゲノム編集について度々触れられていたかと思っておりまして、ここがもう少し活用できるようになるといいのではないかという御意見だと拝察し…
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- (上の発言)
106油油木大樹一般社団法人日本種苗協会会長/株式会社武蔵野種苗園代表取締役社長
先生おっしゃるとおりに、遺伝子組み換え体とゲノム編集は全く違う技術でございます。
ゲノム編集というのは、過去、我々が育種をしてきて、長年かけて例えば一つの遺伝子を欠落させていくというようなことが短時間でできる。遺伝子組み換え体というのは、その植物体が本来持っていないものが入りますので痕跡が残ります。我々はその痕跡を見てこれは遺伝子組み換え体だなというのは分かりますけれども、我々が今育種をしている、長い年月をかけて一つの遺伝子を変えていくような、自然の中で起こり得ることを短時間でやるのがゲノム編集でございます。
それによってどういうことが起きるかというと、短時間で育種ができる、今まで十年かかっていったものが、物によっては三年、四年で仕上がっていくというメリットがございます。それによって、我々が体感する以上に進んでおります今の気象変動に対して対応できる。
ただ、やはり消費者の方は、まだ遺伝子組み換え体とゲノム編集の区別がついていない消費者の方が大変多うございますので、そこら辺の違いを消費者の方々に少しでも分かっていただける活動を政府としてやっていただけると我々としては大変助かるということでございます。
107林林拓海(みらい)
ありがとうございます。
十年から十五年かかるというところの課題が明確にある中で、それが三、四年で済むということになればこれは極めて大きいことではあると思うんですけれども、規制されている理由のところも含めて、技術のところも含めて、私もそこについては知見を深めていきたいなというふうに思いました。
海外に流出することを守ることですとか、今回の種苗法、重要品種の開発促進も含めて何ができるかというところにしっかり取り組んでいきたいと思います。
両参考人、ありがとうございました。
これで私の質疑を終わります。
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108
藤井比早之(自民)
これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。
本日は、貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。
次回は、来る十六日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時二分散会
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