チームみらいの林拓海でございます。
本日は、農林中央金庫法と農業近代化資金融通法の一部改正について質問をいたします。
質疑に入るに当たり、まず、私の基本的な立場を申し上げます。
今回の二つの法案は、これまで壁となっていた融資上限を緩和し、民間資金が農林水産業へとより円滑に流れる仕組みを整えるものであり、時代の要請に応える前向きな一歩であると評価しております。しかし、制度をつくったとしても、それが実際に使い勝手のいいものとなり、農林水産業者の方々の挑戦を後押しするものでなければ意味がないと考えています。
本日は、制度の実効性が現場の目線で確保されているのかという点に重きを置いて、将来のインフレへの備えや農林中央金庫の組織の在り方など、幾つか踏み込んだ質問をさせていただきたいと思います。
まず、農業近代化資金融通法の一部改正について、農林水産分野の金融支援の実効性と機動性について絞って伺います。
現行の法令では、個人融資について、法律上の上限は四千万とされながら、実際には政令によって一千八百万円という半分以下の枠に長年制限されてきました。
まずは、なぜ法定額を大きく下回る制限を政令でかけ続けてきたのか、いつからその制限をかけてきたのか、その具体的な理由をお伺いいたします。
さらに、今回の改正によって上限額がもし引き上げられた場合に、再び政令によって、法定額を下回るようないわゆるキャップ、上限制限を設ける予定があるのかについても教えてください。
111
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
国内市場は、木下先生おっしゃるように、国内は人口が減るわけですから、そういう中で農林水産業、食品産業の持続的な発展を図るためには、成長する海外からの稼ぎを増やしていくということが必要不可欠であるというふうに考えております。このため、輸出だけではなくて、食品産業の海外展開に取り組むこととしたところでありまして、我々も、食文化産業振興ワーキンググループというのをつくりまして、食品産業の海外展開支援策を今現在検討しているところであります。
このほかにも、例えば日本由来のフードテック、こうした投資なんかも、別に国内だけではなくて、当然様々なニーズのあるマーケッ…
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112木木下敏之(参政)
前向きな御答弁ありがとうございました。
海外案件はやはり非常にリスクがあって、最初のうちは損失も出るかと思うんですが、外国債、よく分からない仕組み債に突っ込んで損を出すよりははるかにいいと思いますので、是非、農林中金さんも海外案件への投資に軸足を移されるように要望いたしまして、質疑を終わります。
ありがとうございました。
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113
藤井比早之(自民)
次に、林拓海君。
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- (上の発言)
114林林拓海(みらい)
チームみらいの林拓海でございます。
本日は、農林中央金庫法と農業近代化資金融通法の一部改正について質問をいたします。
質疑に入るに当たり、まず、私の基本的な立場を申し上げます。
今回の二つの法案は、これまで壁となっていた融資上限を緩和し、民間資金が農林水産業へとより円滑に流れる仕組みを整えるものであり、時代の要請に応える前向きな一歩であると評価しております。しかし、制度をつくったとしても、それが実際に使い勝手のいいものとなり、農林水産業者の方々の挑戦を後押しするものでなければ意味がないと考えています。
本日は、制度の実効性が現場の目線で確保されているのかという点に重きを置いて、将来のインフレへの備えや農林中央金庫の組織の在り方など、幾つか踏み込んだ質問をさせていただきたいと思います。
まず、農業近代化資金融通法の一部改正について、農林水産分野の金融支援の実効性と機動性について絞って伺います。
現行の法令では、個人融資について、法律上の上限は四千万とされながら、実際には政令によって一千八百万円という半分以下の枠に長年制限されてきました。
まずは、なぜ法定額を大きく下回る制限を政令でかけ続けてきたのか、いつからその制限をかけてきたのか、その具体的な理由をお伺いいたします。
さらに、今回の改正によって上限額がもし引き上げられた場合に、再び政令によって、法定額を下回るようないわゆるキャップ、上限制限を設ける予定があるのかについても教えてください。
115小小林大樹農林水産省経営局長
お答え申し上げます。
これまで、御指摘のとおり、個人経営体に対する農業近代化資金の貸付上限額は、法律で四千万円の範囲内で政令で定める額というふうに規定した上で、これに基づく政令におきましては一千八百万というふうに規定されています。この規定は平成五年からということでございます。これは、法律では、主に、農業者の当面の資金需要の増加にも応えられる水準を勘案して額を設定した上で、政令では、そのほかの事情、借入依存の回避など、例えばそういうものでありますけれども、こういったその他の事情も考慮して、具体的な貸付上限額を定めてきたということでございます。
今回どう…
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116林林拓海(みらい)
ありがとうございます。
今おっしゃっていただいたことをお聞きすると、これまで、法令上で定められていた額と政令上で定められていた上限の額が、いわゆる実態が異なっていたというところがあったかと思うんですが、今回の改正では、法令で定める上限額と政令上の上限額を同じにする予定であるというような御答弁をいただいたかと思いますので、ここは実態と法令上の数値が同じになるというような解釈ができるかなというふうに思います。ありがとうございます。
平成五年からというふうに御答弁いただいたかと思うんですが、実に三十年ほど、この枠組み、法令の枠が据え置かれてきたという事実は…
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117小小林大樹農林水産省経営局長
お答え申し上げます。
農業近代化資金の貸付上限額につきましては、一経営体当たりの投資の状況でありますとか、必要な設備資金や運転資金の額、それから、一方で、貸し付ける側の民間金融機関の貸付実態、こういった要素を勘案しまして、農業者の資金需要に応えられる水準として設定しているところでございます。
このため、想定を超えるような大幅な物価上昇が発生した場合に上限引上げの可能性というものを否定するものではございませんけれども、今回の法改正によりまして当面の資金需要の拡大にも対応できるものと考えてございます。
それで、今の農業近代化資金の仕組みでございますけれ…
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