野村美穂 (国民民主党)

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 158 発言)

国民民主党の野村美穂です。

本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。

本日は、プレコンセプションケア、いわゆる将来の妊娠、出産を含めた健康管理とライフデザインの支援について質問をさせていただきます。

男女共同参画社会の形成を実効性あるものにするためには、妊娠、出産を女性だけの問題として捉えるのではなく、男女双方の健康、働き方、教育、人生設計として支える視点が必要ではないかと考えております。

現在、こども家庭庁では、プレコンセプションケア推進五か年計画を策定し、性や健康に関する正しい知識の普及と情報提供、相談支援の充実などの体制整備を進められています。しかし、性別を問わずとはいうものの、これらはこども家庭庁を中心とした母子保健施策として位置づけられています。

一方で、男女共同参画基本計画の中で、プレコンセプションケアという言葉は含まれているものの、位置づけは限定的です。プレコンセプションケアが扱う内容を見ると、男女双方の健康課題、自己決定権、キャリア形成、生涯設計という、まさに男女共同参画政策の中核的テーマが含まれているにもかかわらず、男女共同参画政策との接続が十分とは言えません。

また、女性の健康課題による経済損失は約三・四兆円とされ、不妊の約半数には男性要因が関与しているという現実があります。PMS、更年期による離職、若年層の性知識不足など、課題は山積しています。

私は、プレコンセプションケアを出産奨励策や少子化対策として扱うのではなく、性別にかかわらず自らの人生を主体的に選択できる社会基盤の整備、つまり健康、自己決定、男女双方支援として捉えるべきだと考えています。

それでは、質問に入らせていただきます。本日は、四つのテーマ、八点の質問を予定をしております。よろしくお願いいたします。

一つ目のテーマ、プレコンセプションケアの男女共同参画基本計画への明記について、二点質問いたします。プレコンセプションケアの定義と男女共同参画基本計画における位置づけについて、基本的な認識についてお尋ねします。

こども家庭庁の資料を拝見しますと、プレコンセプションケアは、性と健康に関する正しい知識の普及と相談支援の充実として、五か年計画が策定をされています。対象者は全ての世代の方々とされ、性別を問わずという文言も明記されています。

一方で、第六次男女共同参画基本計画では、プレコンセプションケアについて、どこにどのように記載をされているのでしょうか。プレコンセプションケアの定義をお示しください。また、男女共同参画基本計画にプレコンセプションケアを位置づけた狙いやその理由をお尋ねします。

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