岡素彦内閣官房内閣審議官

2026年4月15日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 167 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 210 発言)

お答えいたします。

まず、本法案においてできます国家情報会議は、情報に関する調査審議を行う機関であり、従前からございますNSCにつきましては、国家安全保障政策を審議する機関として設置されておりまして、事務の区分としては明らかであると思います。

メンバーの重複は当然ございますし、どちらも総理がトップでございます。ただ、それぞれ事務局が異なりまして、国家情報会議の調査審議に用いられる資料や情報は、各省庁のインテル部門から集約された資料や情報を基に国家情報局において作成されるもので、政策部門から離れた、客観的で中立的な視点から見た情報の評価や分析が示されたものとするつもりでございます。

両方の会議の構成員となっていらっしゃる閣僚の方々でありましても、情報部門において作成された、情報部門の視点に基づく判断材料を基に何がしかの決定判断をしていただくことになりますので、こうした政策を審議する場とは異なる場が確保されていることは、政策と情報の分離を実質的に支える仕組みとしては有用ではないかというふうに考えております。

また、現行の情報活動の現場に関する監督措置を見ましても、例えば、外務大臣でありますとか防衛大臣におきましては、省内における外交や防衛に関する政策の企画立案を担当する部局を指揮監督しつつも、同じく省内にある情報収集や分析を担当する部局に対して、客観的で中立的な情報活動が行われるよう指揮監督を行っており、これらが滞りなく遂行されているものというふうに理解しております。

以上のことから、両会議の構成員が一部重複していたとしても、御懸念のような政策と情報の分離が過度に侵害されるような危険性というのは、新たには生じないと考えております。

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