国民民主党の野村美穂です。
本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。
先週十日金曜日の質問に続き、国家情報会議及び国家情報局の設置法案について、国民の皆様に分かりやすい形で、幾つか確認をさせていただきたいと思います。
安全保障の強化は非常に重要なテーマである一方で、国民の権利や生活にも関わる分野であるからこそ、制度の中身について丁寧に確認することが大切だと考えております。
本日は、大きく三つの観点、一つ、組織の位置づけ、二つ、新体制の規模と人員について、三つ、情報の分離と統制について、順を追って、九点についてお尋ねいたします。どうぞよろしくお願いします。
まず、今回の新たな組織の位置づけについてお尋ねします。
前回の御説明では、現行の体制との違いは、司令塔機能の強化であるとのことでした。しかし、国家情報会議、国家情報局の新設の必要について、十分な理解には至りませんでした。
今回、私が、この法案の国家情報会議、国家情報局の新設による司令塔強化案の説明を受けたとき、現状と改正後の違いについて、資料としてポンチ絵を見せていただきました。そのポンチ絵には、現状が白黒で、改正後の部分がカラーとなっていて、白黒がカラーになったという印象しかありませんでした。さらに、カスタマーである政策部門とプロバイダーである関係機関との矢印が、現状より改正後は太くなっているのは分かります、しかし、この矢印が太くなることでどのように変わってくるのかが見えてきません。情報が国家情報会議とインテリジェンス関係機関でくるりと回るというくらいでした。
前回の質疑の中で、とても丁寧に御説明をいただきました。更により具体的なお話をもっとしていただいた方が、なぜこの法案が必要なのかも含めて、国民の不安を取り除き、より深い理解にもつながるのではないかと思います。よろしくお願いいたします。
そこで、大きく一点目、組織の位置づけについて、五点質問いたします。
今回の体制整備によって具体的に何がどのように変わるのか。現状と比較しながら、国家情報局とインテリジェンス機関の調整が連絡調整から総合調整になることでどう変わるのか。総合調整という専門的な法令用語からは、イメージすることが非常に難しいかと思いました。予想される具体的な事例を挙げて、分かりやすく、丁寧に御説明いただけますでしょうか。
151
吉田宣弘(中道)
もう時間が参りまして、次の質問をカバーするための時間が残っておりませんので、最後に私から一言申し上げておきます。
本法案が成立した場合、国家情報局は、総理を議長とする国家情報会議の下で業務を遂行することになります。日本で最高位の権力の下で仕事をすることになります。
ただ、総理といえども、みんなひとしく同じ人間でございます。時には間違うこともあるかもしれません。そこで、国家情報局も、人としての総理にお仕えするというよりも、法に仕えていただきたく存じます。具体的には、国家情報会議法の上位規範に当たる憲法です。憲法は、個人の尊厳を究極の価値に置き、そのため…
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152
山下貴司(自民)
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五分休憩
――――◇―――――
午後一時開議
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153
山下貴司(自民)
休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。野村美穂君。
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- (上の発言)
154野野村美穂(国民)
国民民主党の野村美穂です。
本日も質問の機会をいただき、ありがとうございます。
先週十日金曜日の質問に続き、国家情報会議及び国家情報局の設置法案について、国民の皆様に分かりやすい形で、幾つか確認をさせていただきたいと思います。
安全保障の強化は非常に重要なテーマである一方で、国民の権利や生活にも関わる分野であるからこそ、制度の中身について丁寧に確認することが大切だと考えております。
本日は、大きく三つの観点、一つ、組織の位置づけ、二つ、新体制の規模と人員について、三つ、情報の分離と統制について、順を追って、九点についてお尋ねいたします。どうぞよろしくお願いします。
まず、今回の新たな組織の位置づけについてお尋ねします。
前回の御説明では、現行の体制との違いは、司令塔機能の強化であるとのことでした。しかし、国家情報会議、国家情報局の新設の必要について、十分な理解には至りませんでした。
今回、私が、この法案の国家情報会議、国家情報局の新設による司令塔強化案の説明を受けたとき、現状と改正後の違いについて、資料としてポンチ絵を見せていただきました。そのポンチ絵には、現状が白黒で、改正後の部分がカラーとなっていて、白黒がカラーになったという印象しかありませんでした。さらに、カスタマーである政策部門とプロバイダーである関係機関との矢印が、現状より改正後は太くなっているのは分かります、しかし、この矢印が太くなることでどのように変わってくるのかが見えてきません。情報が国家情報会議とインテリジェンス関係機関でくるりと回るというくらいでした。
前回の質疑の中で、とても丁寧に御説明をいただきました。更により具体的なお話をもっとしていただいた方が、なぜこの法案が必要なのかも含めて、国民の不安を取り除き、より深い理解にもつながるのではないかと思います。よろしくお願いいたします。
そこで、大きく一点目、組織の位置づけについて、五点質問いたします。
今回の体制整備によって具体的に何がどのように変わるのか。現状と比較しながら、国家情報局とインテリジェンス機関の調整が連絡調整から総合調整になることでどう変わるのか。総合調整という専門的な法令用語からは、イメージすることが非常に難しいかと思いました。予想される具体的な事例を挙げて、分かりやすく、丁寧に御説明いただけますでしょうか。
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木原稔(自民)内閣官房長官
現在内調が行っております連絡調整ですけれども、これは、各省庁が今横並びの状態で各々の所掌事務を実施するに当たって相互に行う一般的な調整、よく我々が日常用語で使う調整と同様のものであるというふうに考えております。
他方で、今回、本法案により国家情報局が行うこととなる総合調整とは、内閣や内閣総理大臣が指導性を発揮して国政の重要課題に対応していく場合に、これを助ける観点から、政府全体の統一性を図る目的で、内閣の立場、すなわち、各省庁を超えた、より高い見地から行われる調整であります。
このような総合調整の権限を国家情報局が政府全体を俯瞰する立場から発揮するこ…
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156野野村美穂(国民)
ありがとうございました。
それでは、二点目の質問に移ります。
前回の私の質疑を見ていただいた方から、以下のような御意見が寄せられました。
現体制は、政策とインテリジェンスの客観性について、それなりにバランスの取れたものと評価すべきではないか、現体制でも十分機能しているのではないか、新たな組織を設ける必要が乏しいのではないかとのことでした。
この御意見について、どのようにお考えでしょうか。
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木原稔(自民)内閣官房長官
内調がほかのインテリジェンス関係機関との間でできる限りの連絡調整をこれまで努めてきたということは事実でありますが、先ほど答弁したとおり、国家情報局が新たに今度は総合調整事務を担うということの意義は先ほども説明したように大変大きく、そのための組織改編というのは必要であると考えています。
また、昨今の複雑で厳しい国際環境においては、我が国を取り巻く脅威やその兆候というものは断片的で、そして分散的に表れるということが多いので、省庁ごとに行われる情報の収集、分析のみでは、その全体像を把握するということが困難であります。
その一方、政府全体の情報活動を俯瞰して…
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