小川康則総務省自治行政局長

2026年5月26日・第221回国会 衆議院 総務委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 58 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

お答えいたします。

AI性能の高度化に伴う地方自治体の対応に関してでございますが、そうしたAIの活用によるサイバー対処能力の向上と、もう一方でのサイバー攻撃への悪用の懸念、この双方を見通しながら、リスクに応じた対処方針を検討するとともに、まずは基本的なセキュリティー対策を確実に実施すること、これが重要であるというふうに考えてございます。

総務省では、今月十八日に開催されました関係省庁会議において示された対策パッケージを踏まえながら、脆弱性に対する修正プログラムの適用やリスク緩和措置、資産管理及びインシデント対応、復旧など、これらを着実に講じていただくよう地方自治体にもお願いをしたところでございます。

総務省では、小規模自治体も含めまして、全ての地方自治体が必要な措置を適切に講じることができるように、財政負担の軽減、セキュリティー人材の確保、育成に係る施策を講じることとしてございます。

具体的には、まず、財政負担の軽減策といたしまして、セキュリティー対策に要する経費につきまして、一千億円程度の地方交付税措置を講じるとともに、業務端末、システムへの不正アクセスを常時監視するシステム、これの整備につきましては、デジタル活用推進事業債の対象に追加するといった措置を講じておるところでございます。

また、御質問もございました人材に関してでございますけれども、こうした人材の育成、確保に向けまして、都道府県が市町村を支援するためのデジタル専門人材をプールする仕組み、こうした取組について地方交付税措置を講じるとともに、専門アドバイザーの派遣等も行っているところでございます。

加えまして、自治体職員に対して、情報通信研究機構、NICTが実施します実践的サイバー防御演習、CYDERの受講を推奨するとともに、自治大学校においてはセキュリティー人材育成に係る研修を開講するなど、人材育成の強化を図ることとしております。

これらを通じまして、自治体における堅固なサイバーセキュリティー対策の確保、これに取り組んでまいりたい、このように考えておるところでございます。

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