宿本尚吾国土交通省住宅局長

2026年6月3日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 13 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えをいたします。

現行の建築物省エネ法に基づきます住宅トップランナー制度におきましては、供給戸数で市場のおおむね二分の一をカバーする、いわゆる大手の住宅事業者に対して、国が省エネ基準よりも高い目標を設定して、住宅の省エネ性能向上の取組を進めているところであります。

具体的には、ZEH水準の省エネ性能の適合義務化を目指す二〇三〇年度よりも前に、住宅トップランナー事業者についてはZEH水準に相当する省エネ性能の達成を求めており、その結果として、ZEH水準の住宅に求められる省エネ性能の高い建材、具体的には、断熱材や複層ガラス、樹脂サッシ、高効率給湯設備などが一般化をいたしまして、地域の中小工務店におきましてもZEH水準の住宅に取り組みやすくなるなど、トップランナー事業者が市場全体を牽引している効果を上げております。

こうした取組を実施してきた結果として、近年、住宅トップランナー事業者の中のより大手の事業者につきましては、ZEH水準を更に上回る、より高度な省エネ性能の住宅を多数供給している状況でございます。

こうした状況を踏まえまして、住宅供給戸数が特に多い最大手の住宅供給事業者には、更に市場を牽引していただくべく、ZEH水準を更に上回る、より高度な省エネ性能の住宅の供給に関する計画を提出していただき、毎年度その取組状況を報告いただく、そういった仕組みを導入することとしたものであります。

これによりまして、現行の住宅トップランナー制度と同様に、省エネ性能の高い建材、設備の一般化が図られ、地域の工務店などの中小事業者におきましても、省エネ性能の高い住宅を供給しやすくなるものと考えております。

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