冨樫博之 (自由民主党)

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 1 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 205 発言)

これより会議を開きます。

内閣提出、下水道法等の一部を改正する法律案を議題といたします。

この際、去る十八日、本案審査に資するため、埼玉県において視察を行いましたので、参加委員を代表いたしまして、私からその概要を御報告申し上げます。

参加委員は、理事加藤鮎子君、国定勇人君、武井俊輔君、田中良生君、福重隆浩君、臼木秀剛君、委員美延映夫君、吉川里奈君、須田英太郎君、畑野君枝君、そして私、冨樫博之の十一名でございます。

このほか、現地参加議員として、藤田誠君、鈴木義弘君が参加されました。

本視察は、昨年一月に、埼玉県八潮市において発生した、老朽化した下水道管の破損に起因する大規模な道路陥没事故について、事故現場及びその復旧状況等を調査することとしたものです。

それでは、調査の概要について御報告いたします。

初めに、八潮市役所において、大山八潮市長から、インフラの予防保全を推進し、地域の安全・安心を確保するための支援について、御要望がありました。

その後、北田埼玉県下水道事業管理者から、埼玉県の下水道の概要、事故の状況、救出活動のための土木的措置及び復旧工事の概要等について説明を聴取いたしました。

次に、事故現場を視察いたしました。現場は、いまだ大きな陥没が残っており、管敷設、管更生、仮雨水管の撤去状況等について、間近でつぶさに視察いたしました。破損した下水道管については、事故以前に浮流式カメラを用いた点検が行われていましたが、映像が取得できない区間があったにもかかわらず、全体として腐食の進行が中度と診断されたため、必要な対策につながらなかったとのことでした。現在は、管路の複線化について検討が進められている状況でした。

続いて、これらを踏まえ、意見交換を行いました。

意見交換では、映像が取得できなかった箇所への対応の在り方、大規模陥没に至った要因、事故の予兆の有無、住民等への補償の状況、大口径管路における更生実績と老朽化対策としての効果、救助活動における具体的な状況、管路点検におけるDXの活用状況と財政支援、下水道法等改正案に対する埼玉県の見解等について、活発な意見交換を行いました。

今回の調査では、事故により尊い人命が失われたことに改めて痛惜の念を抱くとともに、周辺住民の生活や地域社会に大きな影響が及んだ重大な事態であることを痛感いたしました。二度とこのような事故を発生させないため、老朽化対策に取り組む必要性を改めて認識したところです。

以上が視察の概要であります。

なお、今回の視察に当たり、私どもの調査に御協力いただきました皆様方に心から御礼を申し上げまして、報告とさせていただきます。

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前後のやりとり

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