沼崎満子 (中道改革連合)

2026年4月10日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 74 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 270 発言)

ありがとうございます。

すぐに答えが見つけられる問題ではないと思いますけれども、是非、負担構造の見直しという点も併せて政府にもお考えをいただきたいと御提案をさせていただきます。

次の質問に移らせていただきます。

次に、医療保険制度と介護保険制度についてお伺いをします。

高齢化が進む中で、医療と介護の両方を必要とする方は、もう既に増えていますけれども、着実にこれからも増えていきます。しかし、今の日本の医療保険と介護保険の制度は、制度自体が分かれている、つまり介護保険を使うと医療保険が使えない、そういったことで現場には様々な課題が生じています。

例えば、医療依存度が高くない患者さんであっても、医療保険が使えないので介護施設での受入れが難しい、いわゆる社会的入院といったケースや、あるいは、介護保険施設で医療行為を行った費用は全てその施設の持ち出しになっている、これが施設経営の悪化につながっているケース、また、介護が必要な方であっても、高額な内服治療を受けている方は薬剤の請求ができなくなってしまうので施設入所を断られてしまう、このようなケースが医療保険と介護保険が分かれているということで生じているという状況がございます。本来であれば介護施設で生活できる方が、制度の壁によって必要なサービスを利用することができない、こういった状況も生じているのではないかと思っております。

医療と介護の保険制度が分かれることによって、入院医療、施設介護の役割分担が必ずしも適切に機能していない状況があると考えます。これは、患者さんにとっても、適切な医療、介護を受けることができないという問題であると同時に、必要のない入院を生じる医療費の在り方という点、また医療費の増大という点からも重要な課題であると思います。そういったことから、今後、より効率的な運用のために、医療と介護をより一体化して運営することが必要ではないかというふうに思っております。

まず、現状に関してお伺いをいたしますが、今お話ししたような課題について現行制度の中でどのような対応を取っているか、そういった事例がございましたら、御紹介をいただきたいと思います。

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